20代後半になると、
「誰かいい人はいないの?」
と、母から結婚に対するプレッシャーをかけられるようになりました。
私が体調を崩して会社を退職し、転職が叶った後、そのプレッシャーはますます強くなって行きました。
圧倒的に女性が少ない職場ですし、実際に何人かと方とお付き合いしました(社内恋愛ですので周囲には秘密にしていました)。
相手からアプローチされてすぐに盛り上がるものの、あまり長続きはしませんでした。
こちらが気になる人とは飲み友達止まりという事もありましたね。
今にして思えば、好きだという本能よりも、相手のスペックを気にしながら盲目的に突き進むような、そんな未熟な恋愛をしていたように思います。
それでも今思い返しても、いい人ばかりだったなと思います。
一人の人とじっくりと関係性を育てるのも素敵なことですが、短い時間ではあっても親密な関係に向き合える経験は、それぞれの人に感謝したい宝物です。
一方この頃、母に癌が見付かり、「あんたが結婚していない事だけが心配で死ねない。何で普通の人が当たり前にしている事が出来ないの?」と泣かれるのは、とても辛い事でした。
順風満帆|Pro-OL(プロ-オーエル)戦略室
天沢順子

