臭気判定士の激闘 -43ページ目

臭気判定士の激闘

国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

少し前より愛知県でカルモアの評判が口コミで広がり、たくさんのご採用を頂いております。
今回のケースも、他の病院様からのご紹介でスタートし、カルモアハイブリッドシステムが採用となりました。

カルモアハイブリッドシステムとは何か、御存知では無い方のために簡単にご説明致します!

カルモアハイブリッドシステムとは、
局所排気装置と酸素クラスター除菌脱臭装置の組み合わせ
ホルムアルデヒド濃度0.1ppm以下を保証し、
第一管理区分到達を目標として室内全体の対策を行うシステムです。


もちろん今回も、0.1ppm保証というところも評価して頂いた経緯があります。

では、さっそく今回のケースをご紹介致します。
まずは局所排気装置です。

シンクの幅や深さや仕様、棚を設けたりと、細かいご要望に応えた
「エアーカーテン流し台」
音も静かで、作業も非常にし易いものになっています。

エアカーテン流し台

そして、「排気装置付きの切出し台&保管棚」
高い吸引効率を保持しながら、シャワーによる掃除がしやすく使い易い商品です。
音はほとんど聞こえないほどの静音性です。
棚も付いているため、器材やPCモニターを置くことができ、作業性がアップしました。

切出し台&保管棚

「酸素クラスターとフード付き作業台」
天井に設置されているものが酸素クラスター「シルフィード」です。
こちらで部屋全体のホルムアルデヒドや臭気を低減することができます。

そして手前の排気装置が「フード付き作業台」です。
手動染色や封入時に発生するキシレンなどの溶剤の漏洩を抑えます。
フードの中にシンクがついているため、非常に使い勝手が良いものです。

シルフィード&フード付き作業台

このようにカルモアハイブリッドは全てオーダーメイド可能で、
お客様のご要望に最大限対応致します!

ホルムアルデヒド対策をお考えの方は是非カルモアご連絡下さいませ!

Levion 酸素クラスターシルフィードのデモテストに行って参りました。


対象は食品工場のゴミ庫で乳製品等を扱っている工場です。

周辺に新しい住宅が建ちはじめ、排出口の基準値はクリアしているものの、周辺住民に迷惑をかけられないとのことで、ゴミ庫内のにおい、またそこからの排気の対策を考えているお客様でした。


周辺住民との関係を考えた企業理念は共感でき、そのお客様のためにご提案できることに感謝し対応致しました。

 

最初の提案として、すぐに実施出来る酸素クラスター シルフィードのデモテストを行いました。
以前に臭気調査を行っていたためゴミ庫の雰囲気等はわかっていたので、それに見合った酸素クラスター シルフィードのスペック、台数を選定しました。

 

いざデモテストへ・・・
一週間のデモを予定しているのですが、設置日がゴミの払い出しをした翌日で、除々にゴミが増えていく中で従業員の方々に実感して頂くスケジュールになりました。

 

 

いざデモ機回収の日・・・
設置日も回収日もゴミの払い出し後なので現場状況は当たり前ですがあまり変化がみられず、ご担当者様にゴミが増えていく段階の感覚をお聞きしたところ、体感では効いているとのお言葉を頂きました。

 

一段階目としては上々の手応えで、(株)カルモアの商材はこれだけにあらず!ということで次の提案としてゴミ庫排気口手前に脱臭BOXをつけるご提案をさせて頂きました。


さらに日常管理として今月リリースしたばかりの弊社臭気判定士のニーズがつまった

新ニオイセンサーPOLFAもご紹介させて頂きました。

 

今後お客様でご検討頂きますが、今後の展開が楽しみです!

2016年の臭気判定士試験は11月12日です。

最近はどんどん試験問題が難しくなっていて合格率も下がり気味です。今回は、試験でも実務でも役立つ対数の計算テクニックを話題にしたいと思います。

 

 

いきなりですが、対数とは何でしょうか?

 

『ログ』と呼んだり『log』と書いたりしますが、すごく砕いて言い表すと指数と反対の関係にあるものです。難しく言うと逆関数とか呼ぶのですが、それは置いておきましょう。
臭気判定士の勉強をしていると、対数の知識が必要不可欠です。

何故だか分かりますか?

そうです、ウェーバ・フェヒナーの法則があるからですね。

例えば、ある臭気成分の濃度が20ppmから10ppmになる場合と、200ppmから190ppmになる場合とでは同じ-10ppmという変化量でも、前者のほうが明らかにニオイが低下したように感じます。
感覚量(におい)が変化する時には、刺激量(臭気成分濃度)の差よりも刺激量(臭気成分濃度)の比が重要なためです。人間の鼻は何ppm増えたか、よりも何倍になったか、でニオイを捉える性質があるのでした。

一方で、比よりも足し算や引き算のほうが計算はラクです。

このように『比』を『差』に変換するときに用いるのが対数なんです。ニオイを数値化するときには対数を使った方が嗅覚の感覚量に近くて分かりやすい数字で表せるのでした。
実際、悪臭防止法に定義される『臭気指数』は『臭気濃度』の常用対数をとって10を掛けたものですよね!

だんだん難しくなってしまいましたが、そんなわけで、臭気判定士の資格をとろうと思ったら対数を避けて通ることができません。。

そこで、臭気判定士になるために対数計算をもっとラクにやりましょう、というのが今回のテーマです。

例①
希釈倍数300倍の対数はいくつでしょうか。2.48ですね。

例②
臭気濃度2,000の臭気指数はいくつでしょうか。対数をとると3.30、臭気指数は33ですね。

例③
1~9までの常用対数はいくつでしょう。憶えてますか?
 1→0
 2→0.301030・・・☆
 3→0.477123・・・★
 4→0.601060
 5→0.70くらい
 6→0.78くらい
 7→0.84509804・・・☆
 8→0.903くらい 
 9→0.954くらい


実は、これらの例題は全部暗算でできちゃうんです。ちょこっと憶えるだけです。

実務で臭気判定士をしていると、本当に便利ですよ。

具体的には、例題③の☆と★の数字を覚えるだけです。あとは、対数の計算の約束事を頭に入れておけば電卓無しでもスムーズに解くことが出来ます。
特に★は嗅覚測定で必ず使用する数字なので、絶対に憶えるべきでしょう。

どうやって憶えるかは人それぞれですが、カルモアでは語呂合わせをオススメします。
log2=0.301030(去れ、一応去れ)
log3=0.477123(死なない兄さん)
log7=0.84509804(ハシゴを配れよ)

①の解き方
log300=log(100×3)=log100+log3=2+0.477123≒2.48

②の解き方
log2,000=3+log2≒3.30→10倍して臭気指数33

③の解き方
2と3と10を使ってその他の数字を表す(例えば4=2×2、など)で☆と★の数字を組み合わせて計算。


カルモアでは脱臭装置の必要脱臭効率計算や臭気対策コンサルテーションを行うときにもこの暗算を使います。
語呂合わせのおかげで憶えるのもカンタンですし、身につけておいて損はないはず!
時間を有効につかって臭気判定士の試験問題や業務に取り組めること間違いなし!!となれば最高です。

都内にあるミニシアターで、夏場になると強烈なカビ臭が発生する為、
その対策が出来ないかと、カルモアへ相談が来ました。

まず、シアターの営業終了後に臭気調査を行い、原因の特定作業を実施しました。

臭気調査
臭気調査

その結果、空調機の熱交換部となるフィン部にてカビ臭が発生している事が判明。対策として、

①フィンの洗浄作業・・・オングストロンGを用いた洗浄作業
オングストロンGについては、以前ブログでも紹介しております。

②フィンの除菌消臭作業・・・プロパストップタイプE

③フィンの抗菌作業・・・開発中の耐水性能付き防カビ剤

をご提案し、実施しました。

空調機洗浄の様子
空調機洗浄作業の様子

この3つの薬剤を組み合わせ、さらにお客様御協力の下、現在、カルモアで開発中である
水周りにでも使用出来る防カビ剤をテストさせて頂きました。

施工後、現状まではカビ臭は無くなり、問題無く進んでいるとのフィードバックも頂きました。
このような報告は非常にうれしい限りです。

一方、カルモアとしても開発中の薬剤を使用している為、継続して観察はしていきますが、
この薬剤の効果が高ければ、水周りでも高い抗菌性能を保持出来る為、色々なところで
使用出来る事が可能になります。

カルモアでは、臭気だけでなく、カビの分野においても調査、分析からと対策までを
御提案することが出来ますので、お困りの方は、是非お問い合わせください。

キーワード: カビ 除菌 抗菌 防カビ 臭気 

今回は岐阜県の某総合病院、オペ室横の標本作製室でのホルムアルデヒド対策です。
現状のホルムアルデヒド濃度が高く、病院機能評価にも関わるため、早急な対応がしたいという要望が御座いました。



まず、皆様にお伝えしたいのは、
オペ室横の標本作製室でも、ほとんどの場合ホルムアルデヒドを使用しますので、
ホルムアルデヒド0.1ppm以下対策が必要になるということです。

病理検査室や解剖室は対策をしているが、オペ室横の標本作製室は見落としていた!
という病院が意外に多いのですが、これは非常に危険です。

もちろんこちらも規制の対象となり、ホルムアルデヒドの作業環境測定が必要になります。


今回の病院では、換気扇は付いているものの、当然それだけでは不十分であり、
実際にホルムアルデヒド濃度を測定すると、
その濃度は、最も低い値で0.72ppm、、
その他1.1ppm、1.81ppmなど、、かなりの高濃度で、早急な対応が必要でした。

オペ室横の標本作製室では、主に下記の時にホルムアルデヒドが発生します。

・臓器をホルムアルデヒドに漬ける作業(タッパーや固定槽など)
発生源の固定槽

・ホルムアルデヒドが入ったタッパーの保管
タッパーの保管時にもホルムアルデヒドが発生


・ホルムアルデヒドを漬ける際に使用するゴム板の保管
ゴム板から高濃度のホルムアルデヒド発生




病院の作業内容によって、その他の発生源もあるため、カルモアではそのあたりもしっかりと見極めます。

今回の病院においても様々な発生源があるため、しっかりと見極め、最善のご提案を致します。


このようにカルモアではホルムアルデヒド0.1ppmを保証しつつ、
よりお客様に喜んで頂けるようなご提案を常に模索しております。

是非お気軽にご相談頂ければと思います。