臭気判定士の激闘 -127ページ目

臭気判定士の激闘

国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

ひげ剃り機では世界的なブラウン社から電話。

もしかして、あのモーニングレポートに出演!?

って思ったんだけど、残念ながらそうではなくてブラウン社の新製品のアルコール洗浄力のテストを臭気判定士という立場から色々な判定とご意見をお願いしたいということでやってきた。

 

ぜひ見てやってください。

右下のリンクから見られます。

http://www.brauncp.jp/

 

 

さて、また資格とは全然関係なさそうなソムリエのようなことやってるけど、これには理由がある。

 

臭気判定士とは、本来は悪臭防止法に則り、排出される臭気を測定する資格。

しかし、他に適する資格がないことから、ニオイに関する様々な仕事や取材を依頼されることが多いのだ。

そんなわけでテレビ、雑誌、ラジオ、WEBと様々なメディアに出て、臭気判定士という資格の啓蒙に励んでいるわけではあるが、現状は誠に残念ながら、とある資格関係の雑誌にまったく稼げない資格と書かれてしまうほどの状態。

おそらく、僕や事件簿の石川さんやニオイ刑事さんがTVでアピールしていなかったとしたら、まったく知られていない国家資格だったんではないかと思う。

僕は非常に面白い仕事だと思うけど、嗅覚という性質がどうしても経験がものを言う仕事であり、資格を取ったところで嗅覚測定のオペレーター以外に何ができるわけでもない。

まあ、それが資格なので何も問題ないのだけど、要するにメディアやお客さんはそこから先の仕事を求めているってことであろう。

そんなわけで頑張ってやってるのだ。

 

花粉の季節が終わり、暖かくなってくるとテレビ取材の季節になります。

先々週くらいから各局から取材依頼がボツボツと来始めました。

テーマは例年通りの体臭や生ゴミのお話しから、昨今のニオイビジネス事情といったビジネス的な視点まで。後者は昨年のガイアの夜明け出演以降、雑誌社やテレビ局に、本当に多くのお話しをいただき、業界の発展へ少しでも貢献していることが嬉しく思えます。

 

昨日はテレビ取材の対応でした。

総力報道!TheNEWS様より、ニオイのビジネスの最先端、ということでの取材となりました。

 

社内の仕事の様子などを撮影して、

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夕方からは店舗の臭気調査の映像を撮影。

実は最近も相変わらず工場の臭気対策ばかりで店舗の臭気調査は専門のチームに完全に任している状態。

店舗の臭気調査は久々でしたが、昨年のガイア同様の一発解決。

これは本当に気持ちいいです。
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掘りごたつの下から低級脂肪酸が漂っていました。

足のにおいと同じニオイなので、足のくさい人が利用した様な感じもあり、床面は実際に相当ニオイが染みこんでいる状態。

それを消臭剤ですぱっと除去したらすごく快適に。

しかし、かすかにまだニオう・・・。むむむっと探すと見つけました。

小さな穴。

床下につながる小さな穴から同じような臭気が侵入しているのです。

支配的な低級脂肪酸臭の中に、わずかににおう硫化水素とコショウのニオイ。

厨房の雑排水の排水臭が床下にこもっているのです。

とりあえずは応急処置で小さい穴を防ぎ、一件落着。

これで美味しい料理を美味しく食べられる環境になりました。

詳細はニュースをご覧ください。

 

ちなみに本日は日本テレビのクイズ番組の収録です。

ニオイセンサーの方が主役なので画面に出るかどうかはわかりません。

 

韓国における臭気対策の問い合わせが最近非常に多い。

日本の臭気対策大手は、おおかた韓国進出をしており、カルモアも2008年に韓国に代理店を作って啓蒙に励んでいることもある。

現在、韓国で主流の臭気対策は、化成工場や屠殺場、養豚、養鶏業界など、日本では1980年代に盛んに臭気対策が行われてきた業界からが多い。

日本のちょうど20年遅れを進んでいる感じである。

臭気対策は非生産性設備なので、問題意識がない限り、設備投資は始まらない。

そういう点で、韓国の人々の意識がようやく臭気に関心を持ちだしたのだろう。

 

 

いつも書いているが、環境ビジネスはどこの国も同じ過程をたどる。

まずは、健康と安心がテーマとなるビジネス。そう、公害対策だ。

人々の生存に関して、安心できる環境を作るビジネス。

日本では1960~70年代に公害が問題となり、そのビジネスが大きく発展してきた。

しかし、その対策技術が確立しても、中国やベトナムなど現在、高度成長期にある国は公害対策は行わない。

人間は愚かな動物だから、一度失わないとその大事なものに気付かないのだ。

そういう点で、昨年頃から、ようやく中国が公害対策に力を入れだしたのは嬉しいことである。

 

そして次に栄えるのが、目に見えるものを綺麗にしたいというビジネス。

ゴミや汚い川などを元に戻す。

ある程度豊かになってくると、その失ってしまったものを取り戻すために、人々は多額のお金を投入して、昔の環境を取り戻そうとする。

それが終わって、初めて身近な環境に負担をかけないで豊かな生活ができるという状況。

今の韓国、台湾、香港がそうだろう。

日本は1990年代にそこに突入した。

 

そして、それも終われば本来は昔のままになるはずなのだが、人間は欲深い。

 

人々は今度は生活空間から不快なものを排除しようとする。

ゴキブリなどの虫の排除やカビや雑菌、そしてニオイだ。

これらはあったとしても我慢すればいい問題ばかりである。

しかし、豊かになった人々はこれを許容できない。

その一つ、臭気苦情という文化が始まり、企業は臭気対策にお金を投じるようになる。

 

 

臭気対策の夜明けを迎えているのがまさに韓国なのである。

そんな一つ、日本では1990年代にはほぼ臭気対策が終了したアスファルト工場の臭気対策。

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付近の住宅街から臭気苦情が出て、行政が動いているという点で日本と変わりない。

 

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日本における最新の臭気対策技術や考え方について講演をさせていただいた。

 

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アスファルトの臭気対策と言えば、昔はスクラバーでやるものだったが、今の日本にはマイクロゲルという素晴らしい技術がある。

 

油煙の排気に消臭剤を噴霧するだけで臭気濃度で80~90%程度を低減することができる。

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こちらの写真はセミナー後に、先方で設置した消臭剤噴霧装置。

日本より合理的だ。要するにきちんとスプレーできればどんなものでもいい。

臭気対策はニオイを取ることが目的なのではなく、悪臭苦情を止めることが目的なのである。

・苦情にならない程度までニオイを取ってしまう。

・苦情になりやすいニオイだけ取ってしまう。

今の最先端の技術を用いれば驚くほど低コストで悪臭苦情が解決してしまう。

 

もちろんそれには高度な知識と豊富な経験が必要である。

我が社にもそれができる臭気対策コンサルタントは10人くらいしかいない。

おかげさまで、この不況にもかかわらず日本中、世界中を飛び回っている。

 

今の段階では苦情がないらしいが、梅雨を迎えるこれからが苦情の季節である。

苦情が止まるといいなと日本から願っている。

 

気がつけば4月もあと少し…。

そうです。みんなが楽しいGWがやってきます。その中で、久しぶりにのんびり過ごす予定の公裕です

今日は以前もお話ししましたが、最近カルモアが注力している業界のお話しをしたいと思います。

昨年、特定作業上における特定薬品の管理濃度について法改正がありました。

その中で、ホルムアルデヒド(以下HCHO)の管理濃度が0.1ppm以下とそんな馬鹿な!?のような条例が正式に施行されました。

住宅でさえ、0.08ppmなのに、普段HCHOを使用する部屋が0.1ppm以下なんて無茶だろうと思った関係者はだいぶいたかと思います。

しかし、それも決まってしまえばしなければいけないのが法律。そして何より、これからの医学をさせる卵達の為に、殆どの大学、病院等はその中で出来る事をしようと動き出しました。

しかし、技術が追いついておらず、設備改善してもクリア出来ない客先も出てきました。

その中で、カルモアは色々な研究とテストを繰り返し、0.1ppm以下を達成出来るシステムを構築しました。

それはカルモアが保持する酸素クラスター脱臭装置局排気装置付き解剖実習台の組み合わせを中心としたシステムです。

局所排気装置付き解剖実習台  エアモア型

上記が一例ですが、解剖実習台酸素クラスター除菌脱臭装置『エアモア型』になります。

確かに機器だけであればカルモア以外でも出来そうな感じです。

しかし、カルモアはしっかりとしたエンジニアで確実に除去出来るシステムを作り上げ、一部ではありますが、実績も出てきました。

そして、実際のテストでも予想通りの結果を出し、そのデータを基に、更に確実なシステムを創り上げていきます。

まだ、殆どが手つかずのこの対策、困っている方は是非カルモアへ相談してみてください。

1件1件違った施設に応じてしっかりとしたエンジニアリングで確実な御提案を致し、必ず、その施設にあった改善策を導き出します。

解剖実習室、病理検査室、切り出し室、検体処置室、剖検室等、今回の法改正に伴い該当する施設は沢山あります。

それでも我々はしっかりと検討し、改善策を導き出しますのでお気軽にお問い合せ下さい。

 

 

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臭気判定士は正常な嗅覚が必要なため、5年ごとの更新の度に嗅覚検査を行います。
 
試験は簡単なもので決して特殊な嗅覚を必要とされることではありません。誰でも嗅いだことがあるようなニオイを五本の紙の棒のうち2本にそれを塗り、正解を当てるだけです。
 
今回、資格を取ってから3回目の更新です。僕は資格番号が0004番で栄え?ある一期生ですので更新後は番号の末尾に着く記号がCからDになります。
 
 
 
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