オフィスに謎のクレゾール臭 | 臭気判定士の激闘

臭気判定士の激闘

国家資格:臭気判定士がお送りする、消臭と脱臭対策について。悪臭苦情との闘いの日々。
キレイな空を目指して、株式会社カルモアの全コンサルタントが執筆しています。

春一番も吹き、花粉症の私には辛い時期になりました。
こんにちは。斎藤です。


先日、秋葉原へ臭気調査へ行ってきました。
薬品の様な臭いがするとの事で、ビルのオフィスに
入ると・・・
強烈なクレゾール臭。

クレゾールは、フェノール類に分類される有機化合物で、
トルエンの環上の水素のいずれかがヒドロキシ基に置換
されたものを指します。
メチルフェノールとも言われ、化学式 C7H8O、分子量
108.14・・・・・
メチル基とヒドロキシ基との位置関係の違いにより、
3種類の構造異性体が存在します・・・・


と難しい事を申し上げても解りにくいかと思いますが、
クレゾールは、3% の濃度に薄めた水溶液が、昔から
医療機関などで消毒薬として広く使われていました。
特有の強い臭いを持つことと取り扱いが難しいことから、
現在では医療機関で使用される機会は少なくなってい
ますが、現在も、オルトジクロロベンゼンとクレゾール
を配合した薬品が汲み取り式便所用うじ殺しとして薬局
やドラッグストアで販売されています。
クレゾールはよく、「歯医者さんの臭い」と言われます。


今回の臭気調査の結果、原因不明ですが、オフィスのコン
クリートの局所的にクレゾールがこぼれたかと思う程の
臭気が感じられました。
しかも、臭気がオフィス中に充満し、タイルカーペットにも
染みついてしまっている状況。

このままでは、さすがに仕事はできません。
そこで、オゾン脱臭を行うことに。
結合の固いクレゾールは、多くの臭気対策を行っている
弊社でも、対策が非常に難しい臭気であると認識してます。

どこまで、落とせるか、挑むことになりました。