悪臭特集、第三弾。現在琵琶湖でウナギを釣りながら深夜22時ライティングをしている片山です。月の半分以上は会社におらず出張の毎日です。なかなかブログを更新できずに悩みながら編み出したのが、誘惑のあるホテルではなくあえて車中でブログを作成するという方法です。会社より、ホテルより圧倒的な集中力で執筆中です。
さて、身近な悪臭シリーズ第三弾は今もあなたの吐息に隠れているかもしれないアルデヒドです。昨日飲み過ぎで朝このブログを呼んでいる方は気を付けてください。アルコールを飲んだあとにはアセトアルデヒドがブ~ンと口から溢れていますよ(笑)そう、何を隠そうアルコールが酸化されるとアセトアルデヒドになるんです。二日酔いの時の甘ったるい吐息の犯人はアセトアルデヒドだったんです。
ここでまた余談ですが、アルコールを飲み過ぎた時に頭がガンガンしたりする犯人はアセトアルデヒドなんです。日本人は比較的アルコールに強くない印象があります。それは人間の体内にあるアセトアルデヒド分解酵素、アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼが足りてないんです。こいつをいっぱい作れる人がザルなんです。私なんかは飲めませんので、酵素が足りないってことになるんですよね。まぁ、これは遺伝的な問題もあるので、すぐには直りませんが。鍛えると直るらしいです。本当か嘘かは最近実験中なのでご報告致します。
さて、アセトアルデヒドについて少々。こいつに良く出会うのは排水処理や堆肥化工場なんかが多いですね。あとは他のアルデヒド類でいうと焦げ臭なんかがアルデヒド類だって言われてます。アセトアルデヒドはCH3CHOと表記して分子量44。中性のガスです。重複になりますが、アルコールが反応することで生成されます。つまり発酵が起こるところでは付きまとう臭気と言っても良いかもしれません。硫化水素やアンモニアと違ってpHが偏っているわけでもないので薬液洗浄で除去するのも一苦労です。これで頭を悩ましている方も多いかもしれません。
じゃあ薬液洗浄でどうやれば除去できるかというと、こいつを強制的に還元させてあげる必要性があります。還元は酸化の反対です。つまりアルコールに戻してあげるってことです。ただこれは非常に反応が進みにくいということもあり、薬洗法ではとりにくいです。洗浄塔内部での反応時間が非常にかかってしまうこともあり、設計値以上のアルデヒド類が出てしまってアルデヒドがバンバン出口で出てしまうこともしばしば。。かといって過剰に薬液を添加してもコストがかかるだけですし。難しいです。もちろん人間の体内でアルデヒドになるくらいですから、還元してもすぐにまたアルデヒドに戻ることもあります。ニオイ袋に採取したあとに反応が進むことだってあると思いますし。
あとは。。そう、活性炭による方法もありますね。活性炭は中性物質を捕捉しにくい特性があるもので、アルデヒド類は通常炭では除去しきれません。アルデヒドの場合は通常炭ではなく化学吸着炭というものを使用します。これは活性炭に化学物質を含浸させたものを指します。これは効果としては凄く良いです。ただ、含浸させた化学物質が反応してしまったらそれで終わりなんです。。悲しいですが、24Hr発生し続けるところですと濃度にもよりますが、2,3日で破過してしまうなんてこともザラにあります。破過という表現が正しいかはわかりませんが、ちょとずつ出てきてしまいます。ですので少量のアルデヒドが短時間出る場合はこいつの出番です。活性炭をご用命下さい。弊社でもご用意出来ますのでご連絡を頂ければと。ただ、湿度と温度がある条件下では使えませんのであしからず。
他にはこのブログのタイトルにもある消臭剤マイクロゲルによる対策方法です。ことアルデヒドに関しては消臭剤も硫化水素やアンモニアに対する効果と比較すると効果が落ちます。非常に難しいんです。アルデヒドは。非常に。ただイニシャルコストが安いこと、ランニングコストを制御できるスプレーシステムを導入すればコストを下げての臭気対策ができます。アルデヒドは非常に難しいので一度ご相談下さい。温湿度は特には問題ありません。
最後に50CMM以下限定の臭気対策としてETO脱臭装置です。悪臭特集シリーズ第一弾でご紹介したあの装置です。イニシャルコストは高いですが、脱臭効果はピカイチです。温湿度をものともしない脱臭効果は感激の一言です。最近開発されてまだHPも御座いませんが、素晴らしい装置です。駆動は200V電源のみです。詳しくはHPが出来た時にご紹介いたします。興味がおありの方はこちらまでご連絡下さい。こちら
と、まぁつらつら書きましたが、アルデヒドは悪臭物質の中でも非常に難しいってことはご理解下さい。ただ現在も他の脱臭システムを開発中ですので今しばらくお待ち下さい。ではでは。。