乾燥対策を! | 診療放射線技師 スタッフのブログ

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診療放射線技師達による日々の出来事を綴っています。

こんにちは、mintです

空気の乾燥に悩まされる季節ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私も日々苦戦しております担当先のレントゲン室では濡れたタオルを干してみたり、自宅でも加湿器はフル回転です
女性は特にお肌のケアに苦労しますよね乾燥はシワの原因のひとつでもありますし、家事による手荒れも辛いものです
また、火の元にも気をつけなくてはならないですね

でも常に気がかりなのは、感染症にかかりやすくなることですよね。大気の乾燥により各地で乾燥注意報が発令されていますが、それに加え暖房により室内では更に湿度が低くなっています。インフルエンザなどのウィルスは、低温・乾燥の環境では空気中の飛散量が増加するといいます。これらのウイルスは湿度の高い状況では、すぐに地面に落下しますが、湿度が40%以下になるとウイルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり約30分間、空気中を漂うそうです。そうなると空気中のウイルスは人が息を吸い込む時に鼻やノドから感染して、流行しやすくなるわけですね。また、空気が乾燥すると、ノドの粘膜が乾燥して炎症をおこしやすくなり、ウイルスを防御する力が衰えてくるので、これらのことが重なって、空気が乾燥する冬にはインフルエンザや風邪などをひきやすくなるとのことです。

今後、インフルエンザなどの流行がピークとなりますが、充分な加湿を心がけ、辛い冬を乗り切りましょう