今日は3月3日のひな祭りです。うららかな陽気の外出日和でした。

この時期になるとうちの息子が中学受験を終えてホッとした頃のことをしみじみ思い出します。あれ以上に安堵感を覚えることは人生であまりないのではないでしょうか。

自分のTOEIC学習のために必要で、息子が中学受験時代に使った「ストップウォッチ」を見つけたので購入しました。

 

こんなストップウォッチを持って勉強するような受験だったんだと感慨深いものがありました。そこで、今の私が振り返って中学受験の意義をどう考えるかをシリーズで綴りたいと思います。

3月になって次々に合格実績が掲載された入塾案内が舞い込むようになっています。中学受験ではもう新学期が始まっているのです。

 

この時期、中学受験に進むかどうかで迷っている方の参考になれば幸いです。

・なぜ「ストップウォッチ」?
2024年の抱負」としてChatGPT TOEIC学習を毎朝続けています。秒単位のテストですので、ストップウォッチが欲しくなりました。

ChatGPTとTOEICの相性は大変素晴らしく、スピーキングとエッセイライティングはひとおとりやってみました。自己流に走った感があったので、TOEICのテスト形式に慣れるためにオフィシャルガイドに戻って質問文を聞いたり、「はじめてのTOEIC S&Wテスト完全攻略」でテンプレートの再確認を行っています。

ChatGPT TOEIC学習での気づきとして、私の発音が聞き取りづらい点が分かりました。ChatGPTは、音声をテキスト化してくれるので、RやL、Tの発音を含む単語がかなり誤って伝わっていることがわかります。

例えば、"ChatGPT”の発音は、何度やり直しても"ChuckGPT"に表示されますから、ネイティブスピーカーには私の”T”発音は変に聞こえているんでしょうね。

そういう時には発音の仕方を教えてと頼むと、ChatGPTは舌の位置をどうすればよいかなど、発音方法も教えてくれます。
 


・思い出のストップウォッチ
2月の中学受験が終わったら放出品が出回るであろうとの予測のもと、メルカリで買おうと待っていたのです。(結局、未使用品を購入)

中学受験にストップウォッチは必需品なのです。

息子が中学受験勉強で約3年間握りしめていたものと同じストップウォッチをメルカリで発見したので購入しました。

この品は耐久性と操作性にすぐれており学習に最適でした。



このストップウォッチを見ると、小学校3年間の受験勉強がいかに大変であったかをしみじみと思い出します。ストップウォッチで私も負けずに頑張ろうと思った次第です。


今さらですが中学受験を戦い抜いた息子へのオマージュでもあります。

・中学受験の大変さ
中学受験は親子ともに並大抵の大変さではありませんでした。どちらの家庭でも親御さんは相当追い詰められると思います。

息子が行っていた塾では塾長がなかなかトークがうまい人で保護者会ではすすり泣くお母さんもいました。我が家の場合は、私の母の重い介護も重なり、有り体に言って「死に物狂い」、という状況になりました。

お子さんが勉強しなくてあきらめモードになったり、結果が残念でもあきらめのつくご家庭もあるようですが、それぞれの苦悩はあります。

・アイビーリーグ受験より大変
うちは親子ともに真向勝負でした。私は受験をギャンブルにせず、合格を必然にすることを目指したのです。

その後、中学3年生でのボーディングスクール受験と、高校3年生でのアイビーリーグ受験にチャレンジしましたが、学習量や合格への厳しさは開成中学受験の方が高いという感覚があります。


一発勝負のペーパーテストだからという受験システムの違いもあります。

うちの息子の場合、算数が苦手でしたのでその克服が最後まで課題でした。ただ、私の合格必然作戦は完璧すぎて、息子は開成の本番入試問題は簡単だと感じたことが後で分かりました。

それくらいやらなければ気持ちよく合格できなかったと思います。

 

次回は、我が家の中学受験のきっかけからお話ししたいと思います。

 

今晩は、ちらし寿司を作りました。