金子城
『別名』
なし
『所在地』
長野県諏訪市中洲3953-2付近
『城主』
千野氏、諏訪頼忠
『遺構』
なし
『城郭形態』
平城
『駐車場』
なし
『歴史』
金子城は諏訪頼忠の居城だと言われています。
元は大熊城主・千野氏の居館がありましたが天正10(1582)に徳川氏と北条氏の間で起きた『天正壬午の乱』の際に諏訪氏の旧臣・千野昌房が蜂起すると、諏訪頼忠を擁立して諏訪氏再興の為、徳川氏に臣従しました。
その後、諏訪頼忠が金子城を改修して居城としましたが天正18(1590)に起きた豊臣秀吉による小田原征伐の後に徳川家康が関東へ転封となると諏訪頼忠も従い武蔵国・奈良梨へ移った為、金子城は廃城となりました。
尚、金子城の石垣は後に日根野高吉が高島城を築城された際に転用されたと言われいます。