熊が出没する地域であるのは事実なので
「怖い地域」というのは当たり前かと・・・
大体クマの生息地を
観光地化したことが問題ではないかと・・・
まぁ・・・
人命より観光優先を発言した記事ってのは
どうなんでしょうかねぇ・・・
クマ襲撃の羅臼岳「怖い地域という印象を持つ人いるかも」…登山シーズンで観光への影響懸念
8/15(金) 22:20配信
北海道・知床半島の羅臼岳(1660メートル)で14日に下山中の男性がヒグマに襲われ、行方不明になった現場付近で15日、男性の遺体が見つかった。道警は、亡くなった男性は東京都墨田区向島、会社員曽田圭亮さん(26)と発表した。登山シーズンに起きたショッキングな人身被害に、地元観光への影響も懸念され始めている。
斜里町によると、夏は登山客が最も多い季節で、早朝から登り始めようと町内のウトロ地区に前日泊まる登山客も多い。知床は他の地域よりクマと人との距離が近いとされるが、町によると、これまで大きな事故はなかったという。町幹部は「観光客にとってショックは大きいのではないか。怖い地域という印象を持つ人がいるかもしれない」と心配する。
ウトロ地区では、15日も知床五湖など観光名所が閉鎖された。親子で訪れた東京都の60歳代男性は「入ることができないのはとても残念」と肩を落とす。羅臼岳の登山口手前の岩尾別温泉駐車場も封鎖され、近くの無料の露天風呂を楽しみに来たという都内の20歳代男性2人は「あちこち入れなくなって困ります」と困惑していた。
一方、知床羅臼町観光協会(羅臼町)によると、登山目的で羅臼町側に宿泊する人は斜里町側に比べ少ない。ただ14日以降、「ニュースを見たが大丈夫か」という問い合わせが数件寄せられたという。担当者は「これからどんな形で影響が出るのか気になる」と語った。
道は15日、道立総合研究機構(札幌市)のヒグマの専門家2人を斜里町に派遣した。16日以降、登山中の男性がヒグマに襲われた現場などを見て、被害状況などを調査する。
また道総研は、15日に駆除された3頭についてDNA鑑定し、男性を襲った個体かどうか確認する。
男性がヒグマに襲撃されたことを受け、道は14日から羅臼岳の登山道周辺にヒグマ注意報を出している。道ヒグマ対策室によると、少なくとも3頭が男性を襲った個体と特定されるまでは注意報を解除しない。解除のタイミングについては、斜里町、羅臼町と協議して決めるという。
最終更新:8/16(土) 11:43
読売新聞オンライン