ハーバード大学自体が
DEI(Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性))を無視し
「暴力や反ユダヤ主義」を助長したのが問題ではあると思うが・・・
ディベートを行うなどして
両方の意見を検討するならまだしも
大学自体が片方の意見だけに偏重するから
対立が発生したのでしょう
記事では
留学生が被害者ってムーブ起こしているけど
ハーバード大学自体の偏った思想が問題であり
「多様性」「公平性」「包括性」を完全無視していることが
一番の問題だと思うけどねぇ
なぜ米・ハーバード大学に「留学生受け入れ資格の認定取り消し」? 現役日本人教員が語る現地の様子
5/27(火) 12:22配信
トランプ政権はハーバード大学が「暴力や反ユダヤ主義を助長し、中国共産党と連携している」として留学生の受け入れ資格の認定を取り消すと発表した。
世界トップレベルの名門大学で何が起こっているのか。ハーバード大学医学部准教授の内田舞准教授が、現地の“不安感”を語った。
「やはり混乱している。これから入学する方や、学業を続けていく予定の方が、このままアメリカに居続けられるのだろうか。ハーバードで学位を修了できるのだろうかと、みんな不安に感じている」(ハーバード大学医学部准教授・内田舞准教授、以下同)
また、大学にとって“留学生は特別なもの”だという。
「今、報告されているオフィシャルなナンバーでは、140数カ国の国籍の学生がいると言われている。世界中からいろいろな思いを抱えて、学びに来ている学生がたくさんいる。それがハーバードをスペシャルにするもので、私としてはなくてはならない要素だと思っている」
名門大学を作り上げていく学生たちに突き付けられたのが、留学生の受け入れ資格の認定取り消し。これから夏休みに入り、9月から新学期が始まるタイミングの発表に、不安の声があがっている。
「試験も終わって、留学生たちは母国に帰っている、あるいは帰らんとしている状況。これから夏休みに入る中で、9月はどうなるんだろうという思いで、みんな不安だ。でも、そのためにどうやって計画したらいいかわからないのが現状」
今後、この問題がどのような状況に転がっていくか読めない中で、精神的な負担が大きくなっているようだ。
さらに学生の不安を助長させているのがビザの発行・継続ができなくなるという懸念だ。
「ビザが取り消されなかった結果になっても、やはりこのような不安定な状況を経験したくない方はたくさんいると思うし、これからの4年間、本当に安心して学業に専念できるのだろうかと思っている方はたくさんいると思う」
さまざまな波紋が広がるハーバード大学への留学生の受け入れ資格の認定取り消し。大学側は政権に対して断固たる対応を取っている。
「ハーバードの方は、国に対して訴訟を起こして、『これは違法な命令であるから、これからもハーバードの留学生たちが学んでいけるようにビザを取り消さない』という令をストップすることを求めた。ハーバードの教員のマジョリティー(大多数)が、ハーバード大学としての対応を称賛している」
大学は、「留学生受け入れ資格の停止措置は憲法などに違反している」とし、撤回を求めてトランプ政権を提訴。これを受けて、マサチューセッツ州の連邦裁判所は、停止措置の一時的な差し止めを命じた。
「アカデミアは、いろいろな国や環境から来た人たちが、直接対面で意見を交換できる場所なのに、意見交換しにくい状況は、あらゆる点で人類の進歩を遅くしてしまうのではないか。それも長期的な影響として懸念しているし、すごく残念だと思っている」
(『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部
最終更新:5/27(火) 16:54
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