小浜まで延伸していないから

米原ルート案が再燃するのであって

小浜・京都ルートで決定というのであれば

小浜まで延伸しておけばいい話

 

あとは京都に丸投げでいい

 

小浜・京都ルートで決定も未着工…北陸新幹線の米原ルート 石川県内で議論再燃「10年以内に必ずできる」

6/20(木) 19:29配信

 

ここにきて議論が再燃している北陸新幹線のルート問題。
これまでの動きをまとめました。
今年3月、福井県の敦賀まで延伸した北陸新幹線。
しかし、北陸新幹線はここで終わりではありません。
東海道新幹線の代替ルートとして大阪までつなげることが最終的な目的です。
課題は敦賀からどのようなルートで大阪までつなげるか。

杉本福井県知事:
「乗り換えがない・お金が安い・時間が短い、関西の発展のためにも小浜・京都ルートは外すことができない」

福井県の杉本知事が話す「小浜・京都ルート」
これは2016年に与党のプロジェクトチームが正式に決めたものです。

福井県の小浜市(おばまし)と京都府を通るこのルートの工期は15年。
乗り換えなしで、金沢ー新大阪間を1時間19分でつなぐとされています。
しかしルート決定から7年経っても着工に至っていません。
その理由の一つが…

京都府の住民:
「京都の地下に巨大なトンネルを作ることは絶対ダメだということで声を上げています」
新幹線のレールを建設するための新たな用地取得が現実的に厳しい京都府内。
小浜・京都ルートでは地下トンネルを掘って線路を作る計画です。
「地下水への影響」や「工事で出る大量の土砂をどこに処分するか」など課題が多く、京都で住民の反対運動が起きています。
さらに、建設費のおよそ3割は京都や大阪など新幹線が通る自治体が負担しなければならず住民に理解されるかは不透明です。
そこで再燃しているのが…

福村県議:
「私はもういっぺん米原経費は4分の1・時間も10年以内に必ずできるんです」
滋賀県の米原駅につなぐ「米原ルート」です。
新大阪まで行くには東海道新幹線への乗り換えが必要になりますが、小浜・京都ルートに比べて工期が短く、建設費は大幅に抑えられます。

「ご承認いただける方は拍手をお願いします」
5月22日。南加賀地域の自治体のトップや経済界の代表などは米原ルートへ変更するよう求めることを決めました。
与党の方針を覆そうとする異例の事態です。

宮元加賀市長:
「政府与党合意はすべてではないです。状況に応じて的確な判断をしてルートを変更していく決断をして前に進めるべきだと思います」
くしくも同じ日。
都内で行われた建設促進大会で呼びかけられたのは…

稲田朋美衆院議員(福井):
「小浜ルート1択なんです、みなさんもう手戻りは許されないのでございます」
西田昌司参院議員(京都):
「米原ルートの名前が頻繁に報道されていますが(小浜・京都ルートを)蒸し返すような話は断じてありえない」

大阪につなげるルートは小浜・京都しかありえないと強調したのです。
さらに運営の主体となるJR西日本は…

JR西日本・長谷川一明社長:
「やはりこの敦賀からさらに京都新大阪までダイレクトにつながってくるということは非常に大事だともう違うルートというのは今日時点ではないと思いますけど」

JR西日本も「小浜・京都ルート」を支持しました。
石川県内で巻き起こる「米原ルート」への見直し議論。馳知事は6月11日、県議会の一般質問で自身の考えをこう説明しました。

馳知事:
「米原ルートでは着工5条件の一つである営業主体(JR)の同意が得られないこと福井県・富山県が小浜・京都ルートを支持していることなどから小浜・京都ルートに賛意を表明し現在でもこうした状況に全く変わりはありません」

馳知事はこのように述べ、米原ルートに否定的な考えを示しました。

石川テレビ

 

最終更新:6/20(木) 19:29
石川テレビ