運転手が手積みする状況と

荷下ろしの待機時間問題を解決しないと・・・

 

連結にしたら運搬時間より

荷の積み下ろし時間の方が悪化するのではないでしょうかねぇ

運転技術も難しくなるでしょう

結果、運転手への負担が大きくなり

運転手不足に拍車がかかるのではないでしょうかねぇ

 

運転手への負担軽減の対策は無いものでしょうかねぇ

パレットの統一化すら出来ない状況では

無理かもしれませんね

 

「2024年問題」トラック輸送効率化に商機…荷室用コンベヤーや「ダブル連結」注文相次ぐ

5/25(土) 15:00配信

 

 運転手不足で輸送力の低下が懸念される物流の「2024年問題」で、トラックの関連メーカーが対応に動いている。運転手の負担軽減につながる装置や、積載量を増やしたトラックに物流事業者から関心が集まり、注文が相次いでいる状況だ。

 

 横浜市で今月開かれた日本最大規模のトラックショーには、過去最多の156社が出展した。なかでも注目されたのが、24年問題に対応した製品の展示だ。

 トラックの荷室用ベルトコンベヤー装置を手がけるナカオ工業(和歌山県)は今回、6年ぶりにショーに参加した。出展したのは「オートフロア」という荷室の床に設置する装置で、リモコンの操作で荷物を荷室の奥や手前へと移動させることができる。23年の出荷数は前年の1・7倍の696台となった。

 トラック輸送では、運転手が荷積みや荷降ろしの作業も担うことが多く、運転手の負担は大きい。導入した運送会社の担当者は、「夏場の作業が楽になり、社員の定着にもつながる」と話していた。

 商用車のメーカーでは、物流の効率化につなげるため、トラックの積載量を増やす動きがある。

 いすゞ自動車は昨年、大型トラック「ギガ」の低床タイプに、車輪数を従来の8輪から6輪に減らした車両を追加した。8輪の車両より重量が減ったことで、最大積載量は400キロ・グラム増えた。同社は一度に運べる荷物が増えることで、物流の効率化につながるとアピールする。

 トラックに荷室のついたトレーラーをつなげ、トラック2台分の荷物が運べる「ダブル連結トラック」にも、運送事業者の注目が集まる。トレーラーなどの車両を製造する日本トレクス(愛知県)には、注文が相次いでいるという。

 労働時間の長さに比べて賃金が低いとされるトラックなどの運転手は、人手不足が深刻化している。厚生労働省によると、3月の有効求人倍率は2・58倍で、全産業平均の2倍以上となっている。

 今年4月には、長時間労働を是正する働き方改革関連法がトラックなどの運転手にも適用され、時間外の労働時間の上限が年960時間と決まった。運送事業者の間では、運転手の負担軽減や輸送の効率化に取り組まなければ、運転手が足りずに事業が継続できないという危機感が強い。

 

最終更新:5/25(土) 16:29
読売新聞オンライン