潜在している人材の掘り起こしには有効かもしれないし

短期的な応急対策としては十分かもしれない

しかし、

抜本的な「長時間労働」「低賃金」の問題を対応しない限り

せっかく掘り起こした人材が

離職していく可能性の方が大きいと考える・・・

 

まぁ、興味本位や趣味で

大型AT限定免許や大型2種AT限定免許取る人は居るだろうから

裾野を広げると考えたら良い制度かもしれない

問題は免許取得にかかるお金だよねぇ・・・

 

オートマ限定免許、大型2種などにも導入へ…運転手不足へ対応

配信

 

 警察庁は18日、トラックやバスの運転に必要な大型免許や大型2種免許などにオートマチック(AT)限定免許を新設する方針を明らかにした。AT車の普及や深刻化する運転手不足への対応で、道路交通法施行規則などを改正し、2026年度以降、順次導入する方針だ。

 

 現在の自動車の主な免許区分は「普通」(3・5トン未満)、「準中型」(3・5~7・5トン未満)、「中型」(7・5~11トン未満)、「大型」(11トン以上)でタクシーやバスの運転には区分に応じた2種免許が要る。

 1991年に導入されたAT限定免許は「普通」と「普通2種」があり、改正により「AT大型」「AT中型」「AT準中型」のほか「AT大型2種」、「AT中型2種」の計5種類が追加される見通しだ。

 日本自動車販売協会連合会(東京)などの調査によると、昨年販売された大型トラックの7割、バスの9割はAT車だった。貨物・旅客運送車両もAT車が主流になっている。

 一方、トラック運転手は1995年からの20年間で約21万人減少しており、2015年から30年までにさらに約25万人減る試算もある。バス運転手も30年には約3万6000人の人員が不足するとされている。

 警察庁によると、22年の普通免許取得者のうち7割の約86万人はAT限定の免許だった。昨年8月には日本バス協会(東京)が警察庁に要望書を提出するなど、業界からは運転手のなり手確保に向けて大型免許などにもAT限定の導入を求める声が上がっていた。

 警察庁はパブリックコメント(意見公募)を経て、関連規則の改正作業に入る。教習用車両の開発などに必要な期間も考慮し、26年4月から中型、準中型、中型2種、27年4月から大型、27年10月から大型2種にAT免許を導入する方針だ。

 25年度からは普通免許を含む各種マニュアル免許の教習や検定にもAT車を使い、クラッチとギア操作の科目のみマニュアル車とする見直しも行う。警察庁の担当者は「社会情勢の変化に合わせ、適切な見直しを図りたい」としている。

 

最終更新:4/18(木) 13:04
読売新聞オンライン