Google Mapで人吉駅周辺を確認

駅前に大型駐車場が多い

 

昔は駅前が栄えていたが

地価が高くなってしまったので車で移動できる範囲に町が拡大し

結果として駅前の人の流れが少なくなって駅前が寂れ

空き地利用の駐車場が増えたパターンの様と思われ

電車を利用する意味合いが薄くなっている

 

市庁舎が駅から1.4kmほど離れていて歩道も一部狭い

利用者が電車より車になる要因でもある

 

応急的な「意識付け」などという対策は

人の本質的な「利便性」に勝る訳が無いのだから

物理的に駅前に人が集まりやすい動線を構築するのが必然であり

駅前再開発が必須・・・と考える

 

例えば

市庁舎や市民会館とか図書館(現状駅前から1.9kmほど)とかの

常時利用者が見込まれる行政施設の設置など

商業施設は人が集まれば付いてくると思われる

 

肥薩線、八代─人吉間の鉄路復旧で基本合意 熊本県、国、JR九州 人吉─吉松間は別途協議へ

4/3(水) 17:43配信

 

 2020年7月豪雨で被災して八代(熊本県八代市)-吉松(鹿児島県湧水町)間で不通が続くJR肥薩線に関し、熊本県と国、JR九州の3者は3日、鉄路による復旧を図ることに基本合意した。対象は八代-人吉(人吉市)間の51・8キロで、10年後の復旧をめどとしている。観光での活用に加え、沿線住民の日常利用も意識した県の復興方針案を、JR九州が受け入れた格好だ。人吉─吉松間(35・0キロ)については今後、別途協議する。

 3者は復旧の在り方を議論する「検討会議」を県庁敷地内の県防災センターで開催。八代-人吉間の復旧に向け、「持続可能性を高める」との視点でまとめた四つの整理事項を最終確認した。

 1点目は、地元自治体(自治体が設立する法人含む)が線路や駅舎といった施設を保有し、JR九州が運行を担う「上下分離方式」を採用する。2点目は、観光を軸とした地方創生モデルの実現と「マイレール意識の醸成」による日常利用の創出を具体化する。

 3点目は、観光利用と日常利用の充実が図られるよう、再開前までにめどを付けること。4点目は復旧や運営の在り方、数値目標の設定などについては協議を重ね、「可能な限り具体化する」とした。

 この内容について、さらに議論を深め、3者は25年3月末までに鉄路復旧の「最終合意」を目指す。

 マイレール意識を醸成するため、熊本県と沿線・周辺の12市町村は、職員(合わせて約7500人)が率先して肥薩線を日常利用することを重視。くま川鉄道との連携や、肥薩線の駅でバスを含む2次交通との接続の充実を図る。利用者への助成制度の導入も検討する。イベントなどを通じ、地域の子どもたちが肥薩線の魅力を知る機会も増やしていく。

 八代─人吉間の復旧時期は、これまでの検討会議で県が示した「33年度ごろ」を目標に据えた。復旧費の見込みは八代─吉松間と同額の約235億円とした。

 肥薩線は八代-隼人(鹿児島県霧島市)の全線124・2キロのうち、豪雨被害で八代-吉松間の86・8キロが不通となっている。(樋口琢郎、潮崎知博)

 

最終更新:4/3(水) 21:44
熊本日日新聞