配信

 

2017年に東名高速で夫婦が死亡した東名あおり運転事故で、きのう、差し戻し後の控訴審で東京高裁から懲役18年を言い渡された石橋和歩被告側が最高裁に上告したことがわかりました。

石橋和歩被告(32)は、2017年に東名高速道路で萩山嘉久さん(当時45)夫婦ら一家4人が乗るワゴン車にあおり運転をして高速道路上に停車させ、後続のトラックの追突を招いて夫婦を死亡させた危険運転致死傷の罪などに問われています。

2018年、横浜地裁は石橋被告に懲役18年を言い渡しましたが、その後、東京高裁が「1審で違法な手続きがあった」と裁判を差し戻しました。

差し戻し後の裁判で、改めて懲役18年の判決が出され、石橋被告側が控訴していました。

そして、きのう、東京高裁が「1審の判決に誤りはない」として石橋被告側の控訴を退け、懲役18年を言い渡していました。

石橋被告は閉廷後、裁判官に「俺が出るまで待っておけよ」と発言していました。

TBSテレビ

最終更新:2/27(火) 12:48
TBS NEWS DIG Powered by JNN

 

閉廷後の発言により

裁判所に対する「法廷等の秩序維持に関する法律第二条(法廷侮辱罪)」

及び裁判官に対する「脅迫罪」が疑われます

 

控訴するらしいので
刑法第45条の「併合罪」の適応が可能になるため
「法廷侮辱罪」と「脅迫罪」で起訴するのが妥当かと思われます

 

ちなみに

「法廷等の秩序維持に関する法律第二条(法廷侮辱罪)」は

昭和二十七年成立の法律であるため

罰則が「二十日以下の監置若しくは三万円以下の過料」ということです

「脅迫罪」は「刑法第222条」であり

罰則は「二年以下の懲役又は三十万円以下の罰金」とあります