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政府の国家戦略特区を巡る毎日新聞の記事で名誉を傷つけられたとして、特区ワーキンググループの座長代理だった原英史氏が毎日新聞社に損害賠償を求めた訴訟で、名誉毀損の成立を一部認めた判決が10日に最高裁で確定した。原氏は自身のフェイスブック(FB)で「不当な報道を繰り返さないため、開かれた場での検証と結果公表が不可欠のはずだ」と指摘した。

 

毎日新聞は令和元年6月11日朝刊で、特区提案を検討していた福岡市の学校法人側と原氏がたびたび面会し、会食費を「法人が負担した」などと報じていた。

 

記事は野党も国会審議で取り上げ、当時、国民民主党の参院議員だった森裕子氏は元年10月15日の参院予算委員会で「(原氏が)国家公務員だったら、あっせん利得、収賄で刑罰を受ける」などと発言。しかし、国会議員の国会での討論は免責特権が認められるため、原氏は森氏の発言を訴訟の対象から外さざるを得なかった。原氏はFBで「国会内でなされた誹謗中傷は免責特権で守られ、訴訟すらできなかった。『政治改革』が争点になっている中、課題の一つとして国会改革もぜひ議論してほしい」と免責特権の乱用防止を訴えた。

 

毎日新聞は判決確定を受け、12日朝刊で「一部の取材が十分ではなく、記事も正確ではなかったとの判決の趣旨を真摯に受け止め、今後の取材活動に生かしていきます」と掲載するとともに、インターネット上での関連記事の公開を停止した。

 

最終更新:

産経新聞

 

毎日新聞に関しては

「真摯に受け止める」のみで

何故このようなことになったかの検証作業を行うという趣旨が見受けられないのは残念

 

国会議員に関しては

「自分の気に入らない一般国民には誹謗中傷を起こしても問題はない」という意識があるので仕方がない

またそのような議員を選出する国民が多数おり

自分には関わりがないし、関係ないから

問題視していないし、気にしていない

で、いざ自分ごとになると

「政治が・・」とか「社会が・・・」とか言って大騒ぎする

 

日本人は

性善説絶対主義に甘やかされて運用されてきた結果

危機管理能力が欠如させられた