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わずか10ヵ月で解雇。プレミア改名後最低ポイント確定、失墜の責任は選手にも
フットボールチャンネル 4月24日(木)14時32分配信
わずか10ヵ月で解雇。プレミア改名後最低ポイント確定、失墜の責任は選手にも
マンチェスター・ユナイテッドが、通算20回目のリーグ優勝を決めたのは昨年4月22日。サー・アレックス・ファーガソンは、監督27年目のユナイテッドで13度目のプレミアリーグ優勝を果たした。
それから1年、勇退した名将自ら見立てた後継者は、6年契約での就任10ヵ月目で監督の職を失った。ファーガソン自身が就任直後の3年連続無冠を生き延び、「長期展望」の伝統を誇るユナイテッドにとって、さる22日のデイビッド・モイーズ解雇は異例の事態だ。
最後までチーム再建という「時間の要る大仕事が始まったばかり」と語り、前途への「希望」という言葉を繰り返したモイーズにすれば予想外の悲劇だ。但し、さほど同情の余地はない。理由は、解雇翌日の声明文で「過渡期とはいえ期待にそえなかった」と本人も認めている。
解雇時点でのリーグ順位は、優勝はもちろん、トップ4入りも不可能な7位。13位に終わった1990年以来の最低順位だ。92年に「プレミア」と改名したトップリーグでの自己最低ポイントが確定してもいた。
もっとも、昨季王者の失墜は選手にも責任がある。巷ではベストメンバーすら把握できていなかったと言われるが、スタメン当落線上の選手たちがアピールし切れなかった事実も否めない。日本期待の香川真司もその1人。
ベンチ増には現地のファンも不満を示したが、先発の機会を得た計21試合で本当に存在感を放った試合は片手で数えられる。その香川も先発した20日のエヴァートン戦(0-2)は、今季最悪のチームパフォーマンスだった。
しかし、よりにもよってモイーズの前任地での一戦で自軍に覇気がなかった原因は指揮官にある。主要タイトル獲得の「過去」を持たない新監督が、優勝慣れしている新任地で認められるには、「今後」への取り組みで説得するしかない。
ピッチ内外で失敗。選手の離心を招いた人心掌握術
ところが、モイーズは「新時代」の方向性を示せなかった。慎重派の指揮官が、攻撃サッカーというクラブ伝統のスタイルをそのまま踏襲することはなかった。結果として、モイーズの采配は「消極的」、チームの攻撃は「単調」と非難された。
かといって、得意とする守備の強化が図られたわけでもない。拙守の好例は2月のフルアム戦(2-2)。ユナイテッドは、対戦時のリーグ最下位に先制され、終盤に逆転しておきながらロスタイムに追いつかれた。
マン・マネージメントも賢明ではなかったようだ。例えば、発言力のあるリオ・ファーディナンドに対し、古巣で抱えていたフィル・ジャギエルカの映像をCBに求める動きの参考資料として見せたという話がある。
真実であれば、開幕前には「新監督のためにも優勝を」と言っていたファーディナンドの離心を率先して招くような行為。解雇直前に流れたダニー・ウェルベックの移籍希望説は、ベテラン勢が若手の謀反に目を瞑り始めた証拠だ。
ファンに関しても同様。モイーズは誠実な人柄で知られる。とはいえ、筆者がユナイテッドファンでも、ホームで地元の宿敵に完敗(0-3)したマンチェスター・シティ戦後、「シティのレベルが目標」との一言を聞いた3月後半の時点で幻滅していただろう。
その翌月、更迭に踏み切ったユナイテッドは、「生ける伝説」のライアン・ギグスを選手兼コーチから暫定監督に昇格させつつ、正監督選びに取りかかる。
次期正監督に求める即成功。「長期展望」の伝統は崩壊
ユルゲン・クロップ(ドルトムント)は現職続行の意思を公言したが、やはり候補リスト上位とされるルイ・ファン・ハール(オランダ代表監督)とカルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー監督)の招聘は可能性を残す。
今夏の補強予算は最大340億円とも言われ、優勝経験を誇る実力者に後任の的を絞っている様子からしても、次期正監督に即成功を求めることは間違いない。つまり、優勝争いとCLへの復帰。モイーズの最終戦はCL出場権獲得の望みが消滅した敗戦でもあった。
米国人オーナー以下、巨額の負債を抱えるクラブの経営陣は、「CLなしの来季に耐える収益力」を強調していたはずが、いざ現実となると不安にかられたと理解できる。
前回のモイーズ指名は、当初「さすがユナイテッド」とメディアで称された。同い年の「優勝請負人」、ジョゼ・モウリーニョも候補と噂された中、敢えてエヴァートンで11年の長期政権を実現した英国人を抜擢した人選は、短期的視野の「成り上りクラブ」にはなし得ない英断と讃えられた。
だが、そのユナイテッドが就任1年目のモイーズを切った。正規の後任が誰でもスタッフとして残るはずのギグスが将来的に就任しても、もやは「ユナイテッドならでは」の長期展望は期待薄だ。
新体制での再出発により、失われかけたユナイテッド伝統の攻撃的スタイルと優勝候補のステータスは、ほどなくして取り戻せるかもしれない。ファンの間にも監督交代を惜しむ声はほとんどない。
しかし、「長期展望」の伝統は一度捨てればそれきりになってしまうのではないか? その点が中立的な立場でも悔やまれるモイーズ解雇である。
山中忍
最終更新:4月24日(木)14時32分
おかしな記事である・・・
タイトルにあるように人身掌握術すらできない人物に
長期政権を預けること自体が
チームにとっては非常に危険な行為だとも思いますけどね
長期展望の根本には
誰からもリスペクトされる人望というものが必要であり
モイーズ氏にはマンUというチーム内において
それが欠如していただけ
他のしっかりした人物が監督になれば長期政権になるかもしれない
伝統は守るものではなく作り上げるものではないですかね
ファーガソン氏は作り上げ
モイーズ氏は壊しただけの話
チームが捨てたわけではない