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日本人間ドック学会は22日に記者会見を開き、昨年の人間ドック受診状況の調査結果を発表した。それによると、すべての項目で異常が見られなかった人の割合は全体の7.2%(前年比0.6ポイント減)と、1984年に集計を開始して以降で最低を更新した。受診者の高齢化や判定基準値の厳格化などが要因とみられる。
医療介護CBニュース 8月22日(木)22時17分配信
日本人間ドック学会は22日に記者会見を開き、昨年の人間ドック受診状況の調査結果を発表した。それによると、すべての項目で異常が見られなかった人の割合は全体の7.2%(前年比0.6ポイント減)と、1984年に集計を開始して以降で最低を更新した。受診者の高齢化や判定基準値の厳格化などが要因とみられる。
同学会と日本病院会が指定する人間ドック健診施設機能評価認定施設などのうち、686施設にアンケート調査を行ったところ、生活習慣病関連の各検査項目で経過措置や二次精査が必要と判定された人の割合は、肥満が29.3%(前年比1.7ポイント増)、高コレステロールが31.5%(同1.7ポイント増)、高中性脂肪が15.9%(同1.6ポイント増)、高血圧が21.9%(同0.9ポイント増)とそれぞれ増加。一方、耐糖能異常が22.8%(同0.4ポイント減)、肝機能異常が32.4%(同0.9ポイント減)と減少した。
また、全項目で異常の認められなかった人の割合は全体の7.2%で、集計開始時の29.8%から大幅に減っていた。その要因について、調査に携わった人間ドック健診統計調査委員会の笹森斉副委員長は、▽人間ドック受診者の高齢化▽専門学会の判定基準ガイドライン採用による基準値の厳格化▽ストレスやうつ病増加に伴う生活習慣の悪化▽食習慣の欧米化と身体活動量の低下―を挙げた。
さらに、「検査方法や検査機器の進歩により、今まで正常と見られていた人が生活習慣病関連項目に異常があると判定されるケースも増えている」とも分析している。
■基準範囲を独自に設定、今月末の学術大会で発表
会見で同学会は、人間ドック受診者が健康であるかどうかを判断する際に参考となる基準範囲を独自に設定したことも明らかにした。
具体的には、約200病院から150万人のデータを集め、その中からBMI25未満、飲酒は1日1合未満、血圧が130/85mmHg未満、喫煙していないなど、20―80歳の健康とみられる約40万人分を抽出。そのデータを基に、例えば尿酸値やLDLコレステロールなどについて性別や年齢階層ごとに基準範囲を設けたという。受診者の継続的な健康増進を図るのが主な狙いだ。
今月29、30日に静岡県のアクトシティ浜松・オークラアクトシティホテル浜松で開かれる第54回日本人間ドック学会学術大会で、その具体的な内容を発表する予定だという。【松村秀士】
最終更新:8月22日(木)22時17分
基準範囲を独自に決めたのは
「受診者から継続的に金銭搾取を図るのが主な狙い」の間違いでしょ