http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000248-yom-soci
読売新聞 7月3日(水)15時52分配信

 群馬、福島、栃木、新潟4県にまたがる尾瀬国立公園で、ニホンジカによる食害が深刻になっている。

群馬県片品村の大清水湿原では、2万株はあったというミズバショウが、今年は「数えるほど」。

環境省は、特別保護地区の尾瀬ヶ原に被害が拡大しないよう、捕獲活動を試験的に行う。福島県も、ニッコウキスゲが咲く今月から、夜間に水鉄砲やライトで威嚇したりする対策に乗り出した。

◆人気の場所も

尾瀬ヶ原や尾瀬沼の南に位置する大清水湿原(約2万平方メートル)。特別保護地区の外側で、標高が低いため開花時期が早く、車で近くまで行けるため人気だ。

同公園の約4割を管理する東京パワーテクノロジー(旧尾瀬林業)によると、2~3年前からシカの食害が出始め、昨春はミズバショウの花や茎などが軒並み食われるなどした。山小屋経営者らの団体が湿原をネットで囲む対策を講じたものの、ミズバショウは今季も回復していないという。

ニッコウキスゲの食害も深刻だ。福島県などによると、尾瀬での見頃は例年7月下旬で、特別保護地区の大江湿原では、黄色のじゅうたんを敷き詰めたような絶景となる。だが、昨季は「咲いている花を探す方が難しい状況」(県自然保護課)。シカが花を食い散らかした形跡が至るところに見られたという。

◆栃木から

環境省関東地方環境事務所(さいたま市)によると、尾瀬でシカが目撃され始めたのは1990年代半ば。ニッコウキスゲなどの食害が深刻化したため、同省が2006年、シカの首に発信器を付けて調べたところ、栃木県方面で越冬したシカが春から秋にかけて尾瀬で過ごすことが判明した。

◆夜間パトロール

環境省は、昨年の深刻な食害を受け、ワナによる捕獲の実施地区を拡大する方針だ。今夏から群馬県側の尾瀬ヶ原にもワナを設置する。車が入れない尾瀬ヶ原での捕獲は手間もコストもかかるが、担当者は「被害を拡大させるわけにはいかない」と話す。

福島県は今月から、大江湿原などで夜間パトロールに乗り出している。地元町村と協力し、1か月程度、職員が2人1組で場所や時間を変えて警戒する。

予算不足の中、レーザーポインターや照度の高い懐中電灯で照らしたり、強力な水鉄砲を発射したりする作戦。シカの嫌がる臭いを発する固形の薬剤を木道の下に隠すことも検討中だ。秋には、地元猟友会と協力し、ネットに追い込んで捕獲する方法も試行する。

県南会津地方振興局の担当者は「シカは頭が良く、効果的な方法でも繰り返すと避けるようになる。時間も場所もランダムにするしかない。思いつく限りの手段を取る」と話した。
最終更新:7月3日(水)15時52分

記事を見る限り
鹿の餌に関しての記述が見えないが?

鹿の餌が自然界に無くなったので
水芭蕉などが餌として食され始めたわけでしょ
いくら追い立てようと餌が無ければ
餌として認識したものを食べるしかないわけで・・・

鹿の餌になるものを与えれば
追い立てることなく済むんじゃないでしょうかねぇ

2~3年前から発生しだしたってことは
それくらいの時期に鹿の餌場が「何らかの理由で」無くなったって話でしょ
対策としては
まず餌場の確保が妥当なところじゃないでしょうかねぇ

この記事のままだと最終的には
駆除まで進みそうな気がしますねぇ