http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130617-00000082-mai-bus_all
毎日新聞 6月17日(月)21時9分配信
自動車メーカー各社が軽自動車の海外展開を探り始めた。自動車が普及し始めたばかりの新興国でも、価格などの経済性や省エネ性能が注目され、「エントリーカー」として小型車の需要が高まっているためだ。
三菱自動車の益子修社長は6日の新型軽自動車発表会で「国内にとどめておいてはもったいない」と世界展開に意欲を示した。
日本の軽自動車は国内だけで通用する独自規格で、生産・販売は国内限定だ。国内だけで進化した携帯電話「ガラパゴス携帯」になぞらえ「ガラ軽」とも言われる。
しかし、国内の自動車市場は頭打ちだ。三菱総合研究所の野呂義久研究員は「日本でしか通用しない車に経営資源を集中させることは海外メーカーを利する」(野呂氏)と話す。車体や部品の世界共通化が進む中、日本仕様の軽自動車も世界標準に位置づけ直す必要があるという指摘だ。
すでに成功例がある。新興市場でシェアを伸ばしてきたスズキだ。同社は1980年代にインドで「アルト」のエンジンを800CCに積み替えた「マルチ800」を発売。1000CCエンジンのインド版「ワゴンR」も、初めて車を買う層を中心に人気が高い。
欧州市場では、独フォルクスワーゲンや伊フィアットが1000CCクラスの小型車を投入。中国でも奇瑞汽車が2003年から小型車の販売を続けるなど裾野は広がっている。
日本メーカーが「軽」の海外展開を進めるには、日本より排気量が大きい800~1000CCクラスのエンジンが必要になる。乗車人数や積載荷物が多い新興国では馬力がある車が好まれる傾向があり、日産自動車の志賀俊之最高執行責任者は、軽の国内規格を変更する必要性を指摘している。
価格をどこまで抑えられるかも課題だ。インドのタタ・モーターズが08年に投入した小型車「ナノ」は当時28万円の安さで世界のメーカーを驚かせた。車両火災事故が起きるなど装備の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘されているが、「100万円台が中心の日本の軽の値段では勝負できない」(三菱自の軽自動車開発責任者の秋田義雄氏)のも事実で、いっそうのコストダウンが求められる。
国内では新車販売に占める軽のシェアは4割弱に達した。「日本の軽技術を駆使した小型車を開発すれば、世界でも十分通用する」)と「ガラ軽」からの脱却を目指す動きはいっそう強まりそうだ。【松倉佑輔】
◇軽自動車
軽自動車は日本独自の規格に基づく排気量660CC以下の小型車。取得や保有にかかる税金などが軽減されている。1年間の自動車保有税は7200円と小型乗用車(2万9500円)の4分の1以下。平均保有年数の11年で試算すると、重量税なども含めた税負担は50万円以上軽くなる。人口10万人未満の都市の多くでは、購入時に車庫証明が不要なほか、高速道路料金が割安などのメリットもある。
軽自動車を優遇するのは、手ごろな価格で車を普及させ、日本の自動車産業を育てる狙いからだ。欧米などからは逆に「非関税障壁」との批判も根強い。新車販売台数に占める割合は1990年代前半は2割強だったが、2012年度は4割弱とシェアは年々高まっている。
最終更新:6月18日(火)3時15分
他国の自動車メーカーから非関税障壁と言われている軽自動車だが
日本国内だけで売られているからそう言われるのであって
海外に輸出して販売していれば日本独自規格ではなくなるわけで
非関税障壁扱いされるとこは無いんじゃないかなぁ
軽自動車が海外で売れれば作らない海外メーカーの傲慢となり
日本メーカーが非難されることも無いでしょうに・・・
大体、「オースティンミニ」と言う車体の小さなモデルが
海外で何十年も売れていたことを考えると
現状の軽自動車の方が十分車格的には優っていると思いますけどねぇ
排気量は660ccと小さいですけど
馬力はミニが50馬力そこそこであったことを考えると
現状のスズキアルトが54Ps(馬力)なので同程度と見ていいでしょう
デザインさえよければ世界で売れない物ではないと思いますけどねぇ
ちなみに価格も記載されていますが
タタと比較しては駄目でしょう
あれは安全性能度返しなのですから・・・
三菱のお偉いさんが「100万円台では勝負できない」って言っているのは
ある種固定観念に固執しずぎ・・・
日本車の安心安全と言うブランドを前面に押し出せば
高くても売れるというものであると思いますけどねぇ
日本に来る海外旅行者が高くても日本製電化製品を買おうとするのと
同じ発想も持たないとねぇ
まぁ・・・三菱だから
自社製品を信用していないのは致し方が無いかもしれないけどねぇ
というか何故わざわざ三菱にコメントを求めたのでしょうかねぇ