このブログでは
約1,000名の【お産と産後】に関わってきた
助産師 美木が
「お産との関わり方で人生が豊かに変化する」ことをお伝えしたいと思います。
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ありがとうございます
お正月にやっていたドラマ見られましたか?
『逃げるは恥だが役に立つ』
のお正月スペシャル版です。
私は普段、見たいと思うドラマは録画して後で見ることが多いのですが、今回は録画もしてリアルタイムでも見ました。
どうして見たいな、と思ったかは、以前話題になっていた時も恋ダンスが見てると楽しくてはまっていったこともありました。
(以下少しネタバレがあります。)
今回は、予告から主人公のみくり(新垣結衣)と平匡(星野源)との間に赤ちゃんができるという設定。
妊娠したら、仕事ってどうなるの?生活って?身体の変化って?心の変化は?
みんなが決して同じではないけど、これを見たら、なんとなく妊娠してから産後どうなるかのイメージがつくかもしれません。
一つ一つの『あるあるエピソード』はサラッと流れていき、そんなに深くは掘り下げてはいないんですが、その一つ一つがとても的を得ています。
そして、人の家庭はなかなか覗くことができないですが、ドラマなので気楽に客観視できるところがとってもいいなと思いました。
ご夫婦で見るのもおススメかと思います!
例えば、
・つわりのときには無性にジャンクフードが食べたくなる
・妻の身体のしんどさには1日の中にも波がある。しんどいと家事もできない。
・つわりはある日急に楽になる(ドラマでは少しオーバー演出でしたが)
・赤ちゃんの寝息を確認するくらい、ママは赤ちゃんのことを守るのに神経をすり減らしている
こういうことが起こりうるの!?と驚くものもあると思います。
でも知っているのと、何も知らないのでは心の準備も違うかもしれません。
あと、特に注目してほしいのが、『ふたりの関係の変化』です。
『パートナーシップ』というものですね。
妊娠前は共働きでスムーズに家事分担できていたことが、
妊娠・出産・産後を境に女性が変化し、男性も変化する女性を見ながら変化していくのだけど、そこにはスムーズにいかないコミュニケーションの違いやお互いを思いやる上でのすれ違いが生まれてきたり。
エピソードが絶妙で、そうそう!とうなづいてばかりでした。
出産シーンは残念ながらあまりないのだけど、入院のタイミングや病院での過ごし方なんかは
参考になるというか、少し笑いも入りつつ見ていました。
見終わったあとには、こうやって少しずつ、夫婦としても親としても育っていくんだな、というあったかい気持ちになりました。
コロナ禍というリアルな問題も後半取り上げられていたり、全体に社会問題がちりばめられていて、とても見ごたえがありました。
もちろん出演者のみなさんもとってもよかったです
もしご興味があれば、まだ見逃し配信などで間に合うかもしれません