今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。
本題に入る前に、一言。
おとといの土曜日にJIAの新年会に参加しましたが、
その時に
”いつもブログ読んでま~す”
とお声を掛けていただいた方に、
”後でお話しさせて下さい”
と言ったまま、帰り際ドタバタしてすっかり忘れてしまい
そのまま帰っちゃったのを後で気が付きました![]()
もしこのブログ読んでいらっしゃたら、
これに懲りずまた声かけてくださいね。(ごめんなさい
)
さて、今日の本題![]()
パシフィック・ノースウェスト・バレエ(PNB)の
”眠れる森の美女”
本番前日に行われる
ドレス・リハーサルを観にいってきました。
ドレス・リハーサルだけあって、
チケットはなんと$30
そのかわり、席は決まってくなくて早い人順
公演は7時からでしたが、
一緒に行ったお友達から、
5時半からのレクチャーに行きましょう
とのこと。
さすがバレエ好きと思いきや、
レクチャー参加者は早めに中に入れるそうで、席も前を取れるのを知っていらっしゃったというのもあるそうです。
レクチャーもなかなか面白い話が聞けました。
9日間しかやらないのに主役のオーロラ姫は5人いるそうで、
今日の午前中にリハーサルしたダンサーと、
これから私達が見るリハーサルに出るダンサー、
そしてこのレクチャーに出てきた3人
一番左の方がベテランさんで、
オーロラ姫を踊るのも5回目だそう
旦那さんもPNBのダンサーで、カップルで何度も公演に出ているということ
真ん中の方が、
びっくりですが、4歳のお嬢さんがいるそうで、
お母さんのプリマドンナなんて素敵だわ。
一番右の方は
若手で今回初めてオーロラ姫役をするそうです。
オーロラ姫をやってないときは、別の役でも出演するのは彼女だけ。(さすが若いだけある)
マコール・ホールの隣に新しいシアトル・オペラの建物ができてました
公演は、4幕構成で休憩は3回
第一幕
主役のオーロラ姫はまだこの幕は赤ちゃんなので出てもこない
妖精達のそれぞれの性格が出ているダンスの披露が目玉
第二幕
オーロラ姫が求婚を受けるとき、4人から薔薇を受け取る際のバランス技が素晴らしい
第三幕
ここで終わってもいい位のドラマティックなエンディング
第四幕
華やかな結婚式のシーン
シアトルのオペラのドレスリハーサルを昔観にいったことがありましたが、普通の公演と全然変わりないくらいでした
が、
バレエのドレス・リハーサルは、本格的なリハーサルで、
一階席に私達観客は入れず、関係者のみ
オーケストラの音楽も何度かやり直しすることもあったし、
ディレクターが、公演中マイクを使って出演者に指示を出します。
例えば、
1)テンポが速すぎる
音楽がぐんとゆっくりテンポに変りました。
2)バックグラウンドの人たちが右に固まりすぎ
すぐに左にもちらばるように動きました。
そしてディレクターの指示よりもっとびっくりしたハプニングは
第四幕目で
結婚式の参加者である
青い鳥の男性が着地時に失敗して足をくじいてしまい転倒
その後、もう一度踊ろうと試みましたが、
やっぱりダメで足を引きずりながら舞台から去っていきました。
その後カーテン・コールにも出てこなかった彼。
青い鳥役の足の動きはかなりハードな技。
今まで一生懸命練習してきただろうし、これで本番に出れなかったらかわいそうだわ~
PNBとロンドンのロナルド・ハインドとの契約が今年で終わるため、
このバージョンの眠れる森の美女は今回で終わりとなるそうです。
チャイコフスキー作曲の3大バレエの一つの"眠れる森の美女"ですので、
また新しいバージョンで公演することは間違いなしですが、
ロナルド・ハインド版を見たい人は2/10までやっています。
それで、
"眠れる森の美女"で本当に寝てる人がいた話
っていうのは、
私の事![]()
さすがに本番では寝ませんでしたし、
真っ暗になるので周りの人は見えませんでしたが、
レクチャーの時にちょっと眠気が襲って
何秒か記憶がなくなりました![]()
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公演の方は、
うっとり~
の連続。
素敵![]()
男性バレリーナのタイツ姿
も素敵に見えちゃうんだから
ほんと、素敵だったわ~。
ハッピー・バレエ鑑賞!






