今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

今日はちょっと変わったレストランのご紹介です。

 

Grouchy Chef

(直訳は不機嫌なシェフ)

 

 

 

シアトルの北、ボーイング本社の近くのマカティオのビジネス街にあります。

 

 

日本人シェフのやってるフレンチ・レストランなのですが、

なんで変わったレストランなのかというと、

 

レストランの名前の通り、

 

Takayuki Matsumotoシェフ

が、とっても変わり者なのです~

 

 

テーブルマナーがなってないと、

シェフがキッチンから出てきて怒られるそうな。

 

 

私は今回初めて来ましたが、

彼氏は2回目。

 

一回目に来た時、ナプキンは食べてるときは膝の上に置くようにと言われたそう。

 

 

それに、

予約してないお客さんは一切受け付ません。

何故かというと、

 

Matsumotoシェフが、たった一人で全部切り盛りするお店の為、

 

自分が扱える人数しか予約を受け付けないんですねえ。

 

 

しかもドレスコードにも厳しく、

ビーサンで行ったりすると入れてくれないらしい。

 

 

私が電話したときは、

すでに日本人シェフというのを知っていたので、

 

思わず日本語で

”予約を入れたいのですが。。”

 

というと、あちらも日本語で丁寧に対応してくれました。

 

 

”なんだ~、怖くないじゃん~”

って、まだ予約しか入れてないけどねウシシ

 

 

予約時間に到着して、

テーブルに通されるとメニューを持ってきてくれました。

 

 

メニューは、

  • スープ
  • 前菜
  • メインディッシュ(だけは自分で好きなものを選ぶ)
  • デザート

 

選んだメインディッシュによって金額が違ってくるんだけど、平均のお値段が大体25~28ドル位。

 

4コースのフレンチが30ドル以下で食べられるなんて信じられる?

 

私のメインディッシュの串ビーフ

 

置いてあるワインもとっても良心的なお値段。。。。。

 

 

メインディッシュを決めると、テーブルの上にバスケットが置かれるので、そこに現金(チェックもカードも使えません)を入れると食べる前にすでにおつりが来て会計が終わります。

 

 

 

という事は。。。。後で追加はダメなの~

 

 

会計が終わる前に、今日のディナーでワインを何本飲むかを決めないといけないのです!

 

 

 

”これ、美味しいからもう一本追加してもらえますか~?”

なんてことはグラウチーシェフでは許されません。

 

 

友達の旦那さん(アメリカ人)は、

デザートが出た時に、

”コーヒーを下さいコーヒー

と言ったら、

 

最初に頼まなかったからダメですと言われて、

怒ってデザートを食べずに帰ってしまったそうです。

(ほんとの話)

 

 

 

食べる前にお会計が終わるで疑問に思った人もいるかもしれませんが、

 

Matsumotoシェフは、チップを一切受け取りません!

 

チップの為に客に愛想よくしなきゃいけないんだったら、

 

”最初っからいらないよ~グラサン

 

っていうことでしょうか?

 

 

それでもやっぱり置いて行く人がいるらしく、

 

チップとして受け取ったお金はこのグループ(どのグループだったか忘れちゃった)に寄付をしますと張り紙してありました。

 

 

まずはスープが出てきました。

 

 

すっごい美味しいんだけど、

持ってきてくれたのも、もちろんMatsumotoシェフ。

 

愛想がゼロですから、このスープが何のスープかの説明もなくすぐにキッチンに戻ってしまいました。。。

 

”何のスープかしら?でも美味しいわ~”

 

という私に、

 

”これはチキン・サフラン・スープだよ”

 

という彼氏。

 

 

凄い!さすが元シェフ、そんな風味が味見しただけでわかるの???

 

と思ったら、

私の後ろのカウンターに

”今日のスープ:チキンサフラン”

 

と書いてありました笑い泣き

(私の背中の後ろだったので見えてなかったのよ)

 

 

これは前菜

 

 

4コースのセット、食べきれませんから持ち帰り~

なんてことはここではできませんが、

 

ポーション的には計算されていて、残さず全部食べてちょうどいいという感じ。

 

 

 

出てきた食べ物は全部美味しくて言う事なし!

だったのですが、

 

 

彼氏に

”どうしてひそひそ声で話してるの?”

 

と言われるまで自分でも気が付きませんでしたが、

どうも大きな声で話したりすると怒られるような気がして小さい声で喋ってたようで。。

 

 

後は、

この写真でもわかるように、

 

 

素敵なキャンドル・ホルダー。。。。なのに、

 

"Please don't touch"

(触らないで)

 

って。。。

 

せっかく素敵なテーブルセットアップなのに、

このサイン、本当につけないとダメなの??ムキー

 

 

 

怒られたくなかったので写真撮りませんでしが、

メニューにも、

”うちは高いワイングラスを使っていますので、乾杯するのにグラスとグラスで音を鳴らしたりするのはやめて下さい”

 

と書いてあるゲッソリ

 

 

 

キャッシャーの前の棚に売っているグラウチーシェフのTシャツ、

 

その周りの壁には、世界の観光地(例えばパリのエッフェル塔とか)でそのTシャツを着た人の写真が一杯貼ってあるんだけど、

 

Tシャツの棚にはまたまた

”触んないで~”

のサインが。。。。

 

 

広げて自分の胸にあてて見れないTシャツ買う人なんて誰もいないと思うけど。。。。

(写真の人達はそれでも買ったのかしら??)

 

 

 

この出てくる食べ物以外のレストランの環境を、

あなたがどう思うか次第よね~

 

 

このセットメニューの値段から言ったら、Matsumotoシェフが儲けているとはとても思えないわけで、

 

 

ということは、

この人、自分のフレンチに対する情熱だけでこのレストランをやってるってこと。

 

 

確かに愛想はないのですが、

怖い人ではないと思うな~

 

 

 

ということで、

グラウチーシェフ

は、すべての人にお勧めなレストランではないけれども、

 

普通に

テーブルマナーを守れる人だったらお得なレストランではないでしょうか?

 

 

 

さて、

意外に狭いシアトルの日本人社会、

 

Matsumotoシェフが、やっぱり北にある日本食レストランのカウンターに座って一人で飲んでた、

なんて噂も聞いた事あるけど、

 

実は誰かに自分のフレンチへの情熱など、

聞いてもらいたいんじゃないかなあ~(笑)

 

 

ハッピー・Having a great Passtion to what you do!