今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

 

そろそろシアトル・ドッグ・ショウがやってきます!

 

これは以前に行った時の日記です。

 

 


今年も行ってきましたドッグショウ。

 

以前はシアトルセンターでやってましたが、

最近はシーホークスのCenturyLink Field Event Centerに移っての開催です。 

入場券を払って中に入る。 

 

なんと朝の7時から始まっていたそうで、ぴろーいホールにはもうたくさんの人。

 

入り口にあるスケジュール表をみると、私の見たかったパピヨンは午後からでした。

 

 


このショウを理解しようとホールを一周歩いてみることに。

 

今日の構成は、

  • 小さなリングでは各ブリードの品評会、
  • 大きなリングではアジリティー競技大会、

 

そして”Meet the Breed"と称するプレゼンテーションに

 

犬グッズのお土産屋さん、

 

そしてローカル・ドッググループのブースと分かれていました。 



ドッグ・グループのブースの人達はみんなフレンドリー。

アジリティーというのはオビディエンスとは違い、

  • 犬たちがハードルを飛んだり、
  • トンネルをくぐったりして

 

コースのタイムを競うもの。

 

 

ミミの友達だったKit君もアジリティーをしていてYumiママのブログにもその話などがでてくるので、

 

パピヨンにもアジリティはできるんだなあと知ってはいたものの、実際に大会を見るのも初めてだし、

 

ましてやこんな大舞台にパピヨンが登場するなんてちょっと信じられない気持ち。

 

出場犬がだんだん小さくなっていくように思ったら、

 

っとその時、

 

スタート地点に座って飼い主のGOサインを待っているのは。。。紛れもなくパピヨンではありませんか。

 

”キャー!!パピヨン頑張れ!”

 

と、。。。。大声では叫べませんでしたが、心の中ではまるでミミが次に走るくらいドキドキ。 



アジリティーを見ていて思ったことは、犬たち自身がとっても楽しそうに走っていること。

 

品評会の犬たちは、飼い主に静かにおしとやかに振舞うことを生まれたときから教えられ、そのとおりにやってのける。

 

それもすごいことだなあと思うんだけど、

 

自分が犬だったら、絶対アジリティー犬になりたいと思うわ。

 

途中までとっても成績の良かったレトリバー犬が、飼い主が勢い余ってゴール直前に足を滑らせて転んでしまったら、自分がゴールに入るのも忘れ、倒れている飼い主に飛びつき顔をなめまくっていました犬

 

レトリバーとしては、自分がアジリティーのコースにいるなんて意識はあんまりなく、飼い主と遊んでるぐらいにしかきっと思ってないのよね。 





さて、品評会のほうですが、2日間かけて138種類の各ブリードのベストを決め、今度はカテゴリー別にベストを決めます。 

  • コリーやシェルティーのHerding Group 
  • ジャーマンシェパードやハスキーのWorking Group 
  • ボクサーやレトリバーのSporting Group 
  • ビーグルやダックスフンドのHound Group 
  • ジャックラッセルテリアやウェスティーのTerrier Group 
  • チワワやパピヨンのToy Group 
  • プードルやシュナウザーのNon Sporting Group 




そして最後にベスト・イン・ショウをすべてのカテゴリーの優勝者から決めるというわけです。

 

観にいった年のベスト・イン・ショウはスタンダード・プードルでした。

 

確か去年のWestminsterドッグショウ(アメリカで一番有名な犬のショウ)のベスト・イン・ショウもスタンダード・プードルだったような覚えが。。。 

 

私に言わせれば、このプードルと言うのはあのシンボル・マークのボンボン・ヘアカットで、とっても豪華に見える。。。。

 

それに加え、とっても頭がよく、性格もプライドが高く人に見られるのが大好きとか。。。

 

優雅に歩くことを知っててどこをとってもショウ向けの犬なのです。 


ドッグショウの審査員としては、プードルさえ選んでおけば誰も文句をいう人がいないというか。。。。

 

だってもう何度もドッグショウをテレビで見たり行ったりしてるけど、ブルドッグがベスト・イン・ショウに選ばれたなんてことは一度もないし。。。。 

 

(実はこの後2015年のシアトル・ドッグ・ショウのベスト・イン・ショウがブルドッグだったことを知ります。。)

 

 



犬の品評会を見ていて面白いのは、

 

犬だけではなくこの審査員と犬を連れて歩くハンドラー達。

 

審査員は例外になくお年寄りなので、それだけできっと経験豊富でないとできないんだなあということはわかるんだけど、

 

犬の審査ほど基準がまるでなく、自分の嗜好だけで決めているものはないと思う。

 

ドッグショウにでる犬とうちのミミちゃんを見比べてるんだったらともかく、

 

各ブリードを勝ち残ってきた犬たち、全部が全部申し分がないだろうに決まってる。

 

としたら。。。

 

後は自分の嗜好が優勝犬を決める一番の決め手なのでは?

 

なんて実はきっとみんな獣医さんくらいの資格はもってるんだろうなあ。 

そしてハンドラー達。主役は犬なのだから、自分は決して目立ってはいけない。

 

決まってポケットがたくさんついた服を着ていて、そのポケットの中にはたくさんの小道具が入っている。 

まずはブラシ

 

審査員の見ていないところでは、ちょっとの時間でも犬たちをブラッシング。犬の毛というのは人間の髪と一緒でブラッシングすればするほど光るしさらさらになる。 

そしておもちゃ

 

ルールはないようで、細長いのを持ってる人もいれば、音がでるのを持ってる人も多い。犬の気を引くためにはなくてはならないのだろう。 

犬の気を引くための道具といえばトリート(Treat犬用のお菓子)もそうである。

 

よーく見てると、ポケットからトリートを出して、それを一度自分の口に入れるハンドラーが多い。

 

最初はやわらかくしてるのかと思ったが、ハンドラーの口からトリートが出てくるのを見ると、犬たちがハンドラーの口に注目するようになるらしい。

 

すると歩くときに顔を上げるようになり、きれいな歩き方ができるのである。でも一体どんなトリートをあげてるのかしら??

 

どんなにミミがかわいくても、犬用のジャーキーを自分の口に入れる勇気は私にはなかったわ。 

気を引くという意味で言えば、このハンドラー達、

いろいろな音もたてる。

 

”シーシー”とか

”ピーピー”とか、

 

自分の犬の気は引けそうだが、他の犬の気は散らないんだろうか? 

 



その晩家に帰ってアジリティー犬のようにミミにお座りをさせてクッションを高く積んだところをジャンプさせようとしたら、

 

クッションどころかトリートを手に持っていた私に体当たり。

 

私の手の高さに届こうと思いっきりジャンプしたミミ。みごとに私のお腹に彼女の蹴りが入り、うずくまる私。

 

やっぱり余計なことしなきゃよかった。。。。 笑い泣き

 



今年のドッグ・ショウは3/10-11の日程です。

犬好きの方だったら絶対楽しめます。

 

注)自分の飼い犬を連れて会場には入れませんのであしからず。

 

 

ハッピー・プレイング(Playing) with 犬達!