今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

私の家ではネットフリックス(Netflix)を楽しんでる話をしたが、それにはこれだけの理由がある。

 

 
  • 最新の映画がすぐに見れる
 

 

これだけ楽しんで月々$8.75はお得だと思うが、最近私が凝って見たのは

 

 

とっても人気があってエミー賞では絶賛を浴びていたけど、コマーシャルのないネットフリックスに登場でやっと見ることができた。

 

 

もちろん誰もが知ってるOJシンプソンの話なんだけど、ドラマの主役はマーシャと言っていいと思う。

 

 

 

1994年の話なので私がアメリカにやってくる1年前の話。

 

日本で何気に聞いた話ではあったが、このドラマを見ると、アメリカでは社会現象だったようだ。

 

 

元アメリカンフットボール選手で引退後は俳優でもあったO.J.シンプソンは、元妻のニコール・ブラウンとその友人のロン・ゴールドマンを殺害した容疑で逮捕された。

 

私はOJが現役選手のときを知らないが、彼氏いわくシーホークスのマーシャン・リンチの3倍はすごい選手だったそう。

 

 

シンプソンは殺人罪で逮捕状が出たときに、車で逃亡を企て警察とのカーチェイスがテレビ中継さたのは有名な話。

 

 


彼に不利な証拠の数々に有罪判決は明らかだという雰囲気が漂っていたのだが、


シンプソンは巨額の費用で「ドリームチーム」と呼ばれる優秀な弁護団を雇い、

 

警察の不備や不手際を次々と指摘し、陪審員に人種差別が根底にある疑念を植え付けることに成功した。

 

最終的にシンプソンは無罪判決を受けたのはみんなも知ってること。

 

 

 

”人種”が大きな鍵を握るのは言うまでもないが、

 

  • シンプソンが黒人で被害者の2人は白人。
  • 黒人はシンプソンの見方で白人はその反対?
  • 黒人女性はシンプソンをよく思っていない。なぜなら奥さんが白人だった。
  • 陪審員に黒人が多いこと
  • 真ん中を取るように判事にはアジア系(ランス伊藤)が選ばれた
 

 

のめりこんで見ているとどうも事実と混合してしまうのだが、

 

これはあくまでもドラマであって事実と異なることである。。

 

検察側のマーシャとクリスの恋物語とか、弁護側のカダシアンズのお父さんがOJのことを疑ってたとかありえないよね。

 

 

この殺人事件についてはもう刑を受けることがなくなったOJ.

アメリカの法廷システムは、お金さえあればどうにでもできる事実を目の当たりにした。

 

 

最後に、

 

”I am not black... I am OJ。。。”

僕は黒人じゃない。。僕はOJだ。。。

 

とはドラマの中のOJの言葉だが、

 

 

OJは皆さんもご存知の通り、ラスベガスで強盗事件を起こして現在牢獄に入っているが、今年の10月に仮出所の予定である。

 

その後の彼の生活にアメリカ中が注目することは間違いないだろう。

 

 

ハッピー・ネットフリックス!