今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。

 

 

私、”Based on a True Story..."(事実に基づいたお話し)

 

に弱いんですよね。。

 

ドキュメンタリー好きなのもありますけど。

 

なので、オスカーが終わった後も”ライオン 25年目のただいま”、見たいなあ~と思ってました。

 

 

 

映画見てこんなに泣いたのは久しぶりでした。。

 

 

映画始まって5分でもうすでに泣いてましたから。。

 

 

何といっても子供時代のサルー君、

 

彼のかわいらしさが観客の心をメロメロにします。

特に女性には母性本能をくすぐる彼の事が心配で心配で、涙なしには見れない映画です。

 

それにインドを訪ねた事がある人はどんな人でも貧しい部分のインドを見たはず。

 

あの時に感じた思いはそれぞれ違うと思うけど、あの記憶があっという間によみがえってきます。あの、どうしたらいいかわからない気持ちが映画を見るとよみがえってきます。

 

 

それに、美人役でも悪女役でもないニコールキッドマン。

彼女もそんな年になったのかもしれないけど、”母親”の愛を見事に演じています。

 

 

 

それにしても、地球上ならどこでも行けるGoogle Earth(グーグル・アース)凄い!

(この映画の中で大きな役割を果たします)

 

地球上だったらどんな所でもそこまで行かずに見ることが出来るんだって。

(インドの道がない山の中まで。。。)

 

普通の都市の写真は衛星の写真を使ったらしいけど、山の写真とかは人がカメラをしょって撮影に行ってるらしいよ。。。

 

 

 

この映画見る予定の人にはここからは

*****ネタばれ(spoiler alert)するから読まないで!!****

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が一番大泣きしたシーンの数々。。。

 

サルーがオーストラリアのお母さんに、

 

”本当の自分の子供じゃなくて、僕達のことを自分の子供として育てなくちゃいけなくてほんとにもうしわけなかった。自分の子供が持ててたらどんなによかったのにね”

 

と言った時に、

 

お母さん、

”私は子供を作ることはできたけれども、私とあなたのお父さんの選択(Choice)であなたたちを養子にすることにしたのよ”

 

という返事。

 

もちろんサルー自身もびっくりして、それから自分の考え方も大きく変わるんだけど、

 

ということは、世界中にたくさんいる恵まれない子供がこれだけ沢山いるのだから、彼らを救うことの方が大切。。

 

 

それに共感してくれる人生のパートナー。

実際に存在するカップルなわけだけど、どんなに素晴らしい人達かわかるよね。

 

 

それから、

 

やっと本当のお母さんを探し当てたサルーが、

 

”やっと僕の探していたものを見つけることができた。”(My quiestion is answered.)

 

と言った時。。。

 

答えがなかなか出ない質問を自分の中で何度も何度も問いただしてる気持ちってすごくよくわかるから、私もなんか一緒になってホッとした。

 

サルーの場合は自分がしたくて行って旅ではなかったとは思うんだけど、自分の中のもやもや質問に”旅”はとってもいい薬だよね。

 

 

 

 

最後に事実として

 

  • 本当のお母さんはサルーが戻ってくることを信じて25年間別の場所に引っ越さなかった。
 
  • 本物のサルーと本物のオーストラリアのお母さんがインドをお母さんを訪ねて行った時にインドのお母さんがオーストラリアのお母さんに最愛の感謝を送ったということ
などが紹介され、最後の最後までほんと見せてくれる映画だったわ。。

 

 

 

気になってる人もいると思うけど。。

 

なんで映画のタイトルがライオン?

 

私も映画の最後の最後まで、タイトルがライオンだってことすら忘れてた位映画にのめりこんでましたが。。。

 

ちゃんと答えはでますのでご心配なく。。

 

これは映画見た人だけの為にとっておきましょう~。

 

4星決定!

★★★★