今日も、シアトルからお届けします。
Yukakoです。
さて、今回の旅行記もすでに3回目ですが、今日はハノイのハロン湾クルーズのお話です。
第一回目で何故私がベトナムに行きたかったは後程お話ししますと言いましたが、その理由は、このハロン湾を自分の目で見てみたかっただけなんです。。
たしか世界遺産の写真集だったと思いますが、ハロン湾の写真を見て一目惚れしてしまったんです。
実は初めてのトルコ一人旅もどこかで見たブルーモスクの写真が忘れられなかった事が始まりでした。
とにかくこんな綺麗な所、自分の目で見ないうちには死んでも死にきれない!と心に誓ったのでした。
ハロン湾は、
ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾。漢字表記は下竜湾。クアンニン省のハロン市の南に位置し、カットバ島のほか大小3,000もの奇岩、島々が存在する。伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。 カットバ島以外の島は現在は無人だが、約7,000年前の新石器時代にはわずかに人が住んでいた。また、数世紀前までは海賊の隠れ家として利用され、また モンゴル帝国の侵攻の際には軍事的に利用された。
彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。 地質学的には北は桂林(中国広西チワン族自治区)から、南はニンビンまでの広大な石灰岩台地の一角である。石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで、現在の姿となった。
1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録。
ユネスコが支援するフランスのNGO世界で最も美しい湾クラブにも加盟している。
ここに来たかったが為に、ベトナムでもハノイじゃないとだめだったんですよ。
日本からのベトナムツアーだと、ホーチミン市だけ行くツアーはたくさんありますが、ハノイだけ行くというツアーはほとんどないですよね。
それでもハロン湾へ行くにはハノイから車で4時間かかるので、ホテルピックアップは午前7時。私は2番目のピックアップだったようです。
その後市内のホテルを転々として合計22人をピックアップ。ちょっと小さめのバスが一杯になりました。
今日は英語のツアー
私はアメリカとアジアのまったく正反対の時差のおかげで朝の3時半にぱっちり目が覚めそのまま眠れなかったので、バスの移動時間はぐっすり。おかげでエネルギーの補強ができて長く感じませんでした。
こちらは今日のガイドのホワン君(27歳)
港に到着して、
同じ旅行会社のもう一台のバスと合流して合計44人が船に乗り込む。
ハロン湾は言うまでもなく海鮮料理が有名。
ツアーに含まれていたランチも海鮮料理。
ガイドのホワン君が席順を決めてくれたんだけど、気を使ってか西洋人とアジア人のテーブルに分かれてました(笑)
私はこの香港からの美しいゴージャス・カップル、そしてシンガポールからきた親子と一緒でした。
上の説明でハロン湾は大小3,000もの奇岩があると言いましたが、
さてさて、この岩達は何に見えますか??
1)
2)
3)
答えは
1)夫婦岩(英語でKissing Rocksと書いてあるWebSiteも一杯ありました)
2)鳩
3)スクービー・ドゥー
これは見た人の想像力だからね。似てないとか文句言ってもしょうがないでしょ。
私には夢にまで見ていた所でしたので、それはそれは綺麗でしたよ。。
お天気にも恵まれて水の上なのに寒くないし。。
船の方は大きな岩の門を通り抜けて、水上生活村までやってきました。
ここで、自分達で漕ぐカヤックか、船頭さんが漕いでくれる小さな船に乗り換えます。
もちろん私は船頭さんの船。
半分くらいの人がカヤックに挑戦してたのはちょっとびっくり。
私の船の船頭さんは”当たり”だったみたいで、
英語がわからないのでコミュニケーションができませんでしたが、
ずーっと歌を歌ってくれていて、彼女の歌をバックミュージックに気持ち良い時間を過ごせました。
小さい船だと岩のすぐ近くまで行けて、石灰岩の表面がよく見えますね。
カヤック組もだいぶ慣れてきて色々冒険してる人達も。。。
ただ、
集合時間にかなり遅れたカヤック組のカップルがいたんだけど、前に乗ってた彼女が写真を撮っててIphoneを水に落としちゃって探してたんだって。。。
ガイドのホワン君、見つかったら連絡するって言ってたけど、見つからないよね~。見つかったって使えないだろうし。。。
でもこれはカヤックだったから落としたってわけじゃなくて、私達の船でも十分あり得たことだから、みんな気をつけようね。
彼女にとって、みんなとは違った意味で忘れられない旅になったでしょう。。
今度は船は世界遺産の一部、ティエンクン洞を見に立ち寄りました。
とっても面白い。
こちらもいろんな形を作り出しています。
中の灯りも綺麗と思いましたが、ガイドさん曰くライトの温度で中の温度も上昇してでせっかくの自然の鍾乳洞が破損したりしてるそうです。それじゃあ、ちょっと問題だよね。
ここは昔の人が鍾乳洞に入る入り口に使っていた所だそう。
かなり斜度がきついですが。。。でも選択が他になかっただろうしね。。
見学後、また自分たちの船に戻ります。
一緒のテーブルだったシンガポールからの家族と一緒にパチリ。
(今日が25歳の誕生日だった娘さんが写真を撮ってくれています。)
もうハロン湾は夕焼けの始まっている時間帯です。。
ほんと、綺麗ですねえ。
夕日を後にしてまたハノイへの帰路についたのでした。。
渋滞にもはまり、ホテルに戻ったのは午後9時半。
今更外にご飯を食べに行く元気もなく、途中トイレ休憩で立ち寄ったお土産屋さんで買ったプレッチェルの残りを食べてベッドへ。。
ああ、また夕飯食べ損ねた。。。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
世界旅行をライフワークにしている私、
この目でぜひ見てみたいと長い間思ってきた場所に、実際に自分が立っているとき。
その時こそ、自分の人生の中で一番幸せ!
と思えるときです。
その感激を何度も何度も味わって、そしてもっともっと味わいたくて、また私は旅に出かけるのです。
幸にも不幸にも、私の人生、なんのしがらみもありません。。。
なんの規制もありません。。
だったら、行ってみたいところに行く!
そうなんです!私は自由なんです!
私にとってはとっても大事なことなんです。
今回も例外ではありません。。
ハロン湾の船の上で見た景色、一生忘れることはありません。。
自分の目で見たその美しさは、どんなによく撮れてる写真でも表すことのできない素晴らしいものだったのでした。。
旅ってほんと、いいですね~。
余談ですが、最初は船の上で一泊するツアーを探していたのですが、どのツアーも一人参加となると二人分払わないといけないで結局日帰りツアーにしました。
もちろん景色は綺麗だったんだけど、まだ暗い夜とか早朝とか泊まりツアーの人達、一体船の上で何してるんでしょうね?
泊まりの人の船はもっと大きくて、テレビとか他の娯楽があるのかしら?
さて、次回はハノイのもう一つの世界遺産のチャンアンを訪ねたお話しです。
ハッピー・アドベンチャー!