今回読み終えた本は、オーム心理教の麻原彰晃の娘が書いた本。
この一行だけ聞いても、テレビの中の世界というか、普通の人からいうと想像もつかない普通ではない世界の話ですよね。
日本にいる方は今更。。と思われるかも。。
読みたい本が一杯あり、やっと順番が回ってきました(笑)。
オームのサリン事件は私が渡米した年に起こりました。
なので、その後の事はアメリカで聞いた事でちょっと他人事だったのですが、ちょっと前に日本語を教えていた日本に15年住んでいたアメリカ人女性がオーム真理教に大変興味を持っていて、私が日本にお正月帰国した際に、オームに関する本を買ってきて欲しいと頼まれたのがきっかけでした。
授業に使う為に私はその本を読みだしたのですが、まさにJaw dropping fact(下あごが開いたまま戻らなかったくらいの驚き)でした。
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あの想像をも絶する怒涛の中を、外からではなく、内側から見てきた事実の数々。
と、言っても、もちろん100%彼女の言ってることを信じられるわけではないのですが、何度も本の中で言っている、死んでしまいたいと思った。。。というのを聞いて、かわいそうだなと思いました。
彼女が麻原彰晃の娘として生まれてきたのは彼女の選択ではありませんからね。
読んでいても、彼女の中での格闘がわかるんだけれども、それでもやっぱりオーム真理教事件すべての事を、教祖の精神的問題の為に何もできないで終わらせていいんだろうか?
今では心理学を学んでいるという著者、何とか父親の心をもう一度開きなおさせることはできないのだろうか?
もうちょっと突き詰めて欲しいと願望が後に残った本でした。
注意書き)このYouTubeは怖いのがだめな人は見ないでください。