自分のことをよく掘り下げていけばいくほど、他者理解が進んでいきました | 部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

自分のことをよく掘り下げていけばいくほど、他者理解が進んでいきました

前回は他者理解をするためにも自己理解は大切ですよと私の実体験をもとに書きました。


そう、喩えたのは「花」と「地雷」でした。


こちらは一生懸命花を植えているつもりが、相手にとっては地雷に思えてるんですから、これは衝突するわけですよね。


今になっては笑い話ですが、当時は冷たい汗が流れました。


なぜ冷たい汗かっていうと、だって私が本当に気がついたのは40歳過ぎた時だったんです。


ってことはですよ、物心ついてから30数年、いやある程度物事がわかってきてから少なく見積もっても20数年は同じようなミスをしてきてしまった可能性があるってことですよね。


で、思ったんですよ。


「オレは同じようにどれだけの地雷を埋めてきてしまったんだろう…。」


って。


ちょっと落ち込みました。


なぜならどちらかというと人の気持ちを感じ取れるほうだと自分自身思っていましたから…。


そこで真面目に、本当に他者理解をしなければ…と思ったのです。


で、何をしたか?


自分のことを理解しようと思ったのです。


いや、それまでは私もタイプ分けとかをかじってはいて、知った気でいたんですよ。


でも、上辺だけだったんですよね、たぶん。


だから真剣に学ぼうと思ったんです。


自分の思考や判断のパターンや行動の傾向を理解しようと思ったんです。


不思議なもので、自分のことをよく掘り下げていけばいくほど、他者理解が進んでいきました。


どういうことかというと…


自己理解を進めていくためには、


・いくつかの指標やパターンで

 違いを認識していかなくてはいけない


のです。


つまり、自分以外の人たちとの違いを認識していくことで、


「あっ、オレはこういうふうに考えるんだ…。」


とか


「やっぱり、オレはこれを重視して判断している…。」


というように腑に落ちていくんですね。


「人にはそれぞれタイプがあって…。」と口で簡単に言っちゃいますが、本当はそんなもんじゃないんですね。


実は自分は一般的な存在じゃない、代表的なパターンではない、中心的な存在ではなく、


「ごくごく当たり前にマイナー(少数)な存在なんだ…。」


と認識できた時にはじめて、


「そうか、周りの人も同じように、
 一人ひとり違ったパターンを持っている人間なんだ…。」


と思えるんです。


これが私が他者理解を促進するためには、自己理解がまず必要だと言っている意味なんです。私の場合は確かにそうでした。


そしてそう思えてくると、自分の欠点や不得手だと思っていたことが少し楽に捉えられたり、相手の欠点や不得手なところも少し許せたり、逆にではこちらがサポートしてあげればいいんだと思えたり…。


まぁ、もちろんカチンとくることもあるんですけど、それも私自身のパターンだし、相手のパターンなんだということです。


今思うと、これも「箱」の考え方に沿っている んですよね。


虚像ではなく、自分本来の姿を見つめられた時に、はじめて周りの人たちのことも歪みなく見ることができる。


これは何も難しいことではなく、本当は誰でもできることなんですね。



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