どのツラ下げて、戻れっていうんですか! | 部下との人間関係が劇的に変わる箱の法則

どのツラ下げて、戻れっていうんですか!

こんにちは、「関係力」コーチ・佐藤真一です。

初めての方は是非こちら もお読みください。


さて、昨日の「お前には降りてもらう」 の続きです。


プロジェクトメンバーのSを食事に誘い、私が伝えた言葉、それは…


「お前には降りてもらう、元のチームに戻れ。」


でした。Sは一瞬驚き、すぐに私に食ってかかって来ました。


「なんでですか?なぜ、降ろされなくちゃいけないんですか?」むかっ


私は、


「このままだとチームにとって良くないと判断した。お前のためにもならない。だから、降りろ。」


とさらに伝えました。


「そんなぁ…、オレ、もう戻るところないですよ。元のチームにも行ってくるって宣言してきちゃったし、元のチームではもう担当リーダーも全部決まっちゃったし…。どのツラ下げて、戻れっていうんですか!


「その気持ちはわかる…、でもお前のためにこのプロジェクトがあるわけじゃない。」


「そんなぁ…。なんなんだよ…。まいったなぁ…。考え直してくださいよぉ…。」


「いや、もう決めたんだ。」


「なんでですか、オレだって一生懸命やってましたよ。メンバーに聞いてくださいよ!」


「そのメンバーがもうお前とは一緒にやれないと言っている…。」


「えっ…。マジかよ…。」


それからSとは数時間話を続けたでしょうか…。納得はしていませんでしたが、最後は理解を示してくれました。でも、決して楽しい食事ではなかったことは言うまでもありません。


私はこの時、「箱」なんて全く知りませんでしたが、今分析すると、Sは完全に「箱」の中だった可能性が高いですね。もちろん、本当の所はSに聞かないとわかりませんが…。


特徴を上げてみると、

・なんでオレが降ろされなくちゃいけないんだ⇒被害者意識

・戻るなんてそんな恥ずかしいこと出来ない⇒自己防衛

・チームのことではなく自分の体裁を気にする⇒自己中心

などなど。


私とSとのやり取りからも察しがつくように、Sはそのプロジェクトのメンバーに選ばれているということに固執していました。それは、自分は優秀であるという思いとそう見せたいという思い、でもそれは現実の姿ではなかったんです。


Sがこの時に「箱」に入ったのではなく、「箱」に入ったままプロジェクトに参加していた結果だったのではないかと今思えるんです。それを他のメンバーも感じ取っていたのだと。


と、ここまで書いてきましたが、「箱」を知った今振り返ってみると、実は…本当の問題の根源はSではなかったんです


明日、そのことを書きますね。


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