皆さんこんにちは！
今回、津軽三味線・歌を担当しています駒田早代です！
通し稽古にも何回か参加させて頂き、どんどん『さんせう太夫』の世界が目の前で出来上がってきておりますが、私の今回演奏するシーンとして、「幕間の数秒間」があります。
一音一音を次のシーンに橋渡しするつもりで、ある時はづし王、ある時はお母さんの心情に寄り添って演奏しますが、
その数秒間の幕間のブリッジで何をどう繋げて音に表現するか、毎回稽古場ではアドリブで演奏しながら考えています。
気持ちが乗りすぎると弾き過ぎてしまうこともしばしば…
ちゃんと時間を守って演奏します。笑
稽古に行くたびに、その場の雰囲気と前のシーンの役者さんの熱気を感じ取って、どんどんいいフレーズが湧き出てくるので、本番でも、あまりフレーズを決めての演奏はしないでおこうかなあと思っています！笑
何回でも違う演奏をお聴きいただけますので、何回でも見に来て頂きたいです！
今回このような舞台で演奏することが初めての経験で、ましてや役者の皆さんと共演させて頂くのも初めてなのですが、、
特に感動したのが、役者の皆さんは、どうやってあんなにも長いセリフを覚えてらっしゃるのか。。
私も長唄を演奏する時は40分超の曲を暗譜で弾くことはありますが、それとセリフを覚えるのとはまた違いますし、どうやって頭に入れてるのか、どうやって動きと連動させてセリフを言っているのか気になります！
あまりにもミーハーっぽい質問なので直接は聞けないけれどきになる。笑
誰かが休んだ時や、私が稽古に参加できない時、役者の皆さんは代役もされますが、それもまた感動。
刺激的な稽古場で日々たくさんのことを吸収させてもらってます。
自分の演奏シーンが今回の作品の中でどう生きてくるのか、あと残すところ少しですが、もっともっと考えて、皆さんに見応えがあったと思って頂けるような舞台になるよう、益々稽古に励みます🔥
素敵な衣装も出来上がってきているので、劇場でその衣装を着て弾いたらまたどんな演奏の変化が起こるのか、自分自身とても楽しみです！！
舞台では、私のYouTubeチャンネルをご覧の方にはお馴染みの曲『メ〇〇ネ』や、『〇〇ナイ』を初めて生で演奏しますので、是非、会場で津軽三味線の迫力を感じて下さい◉
会場でおまちしております〜＊
