山岸ゆり花さんからキャスト紹介のバトンを受け取りました……！
出演が決まってからずっとドキドキし続けている染谷知里（そめやちさと）です。雪之丞が所属する一座の一員として様々なシーンに関わらせていただく予定ですのでよろしくお願いいたします。
さて、【演劇と私】というテーマを聞いた時、何かかっこいいことを書くぞ！！なんて思ったりもしていたのですが、
結局なんで自分が演劇をやっているか考えてみると、本当に単純に「好きだから」としか言えないことに気づきました。
ふつう何かを好きというとき、そこには明確な理由があるものなのかもしれません。演劇だったら非日常を生きられる、とか、誰かに生身の体でメッセージを届けたい、とか。
けれど、私はいくら考えても好きな理由が浮かびませんでした。嫌だなあと思うことはたくさんあるのに（笑）
例）うまくいかなくて悲しくなる、器用に立ち回れないのが悔しい、もっと得意なことがある気がする……（その他たくさん）
↑せっかくなので過去の舞台写真を入れることにしました。文学座附属演劇研究所研修科卒業公演『ロミオとジュリエット』より（撮影：宮川舞子）
でも、でも、好きなんです。「辛いならやめればいい」とか「せっかく◯◯なんだから××すればいい」とか言われるたび、「そうですよね〜」と言いながらこっそり舌を出しています笑
どんなに具体的なマイナスを積みあげてみたところで「だって好きじゃ〜ん、楽しいじゃ〜ん」というちっちゃい自分の声に勝てません。
自分の人生なんだもん、好きにしたい。理由なんてなくても、夢中になれる瞬間があるならもう他に何もいらない。
使い古されたような表現ですが、結局これが本音なのかなあ〜と思います。それがたまたま今の私にとっては演劇だというだけで。
なんだか変な言い方かな。でも今は、やっぱり全力でぶつかっていきたいのです。
↑せっかくなので舞台写真② せんがわ劇場プロデュース 親と子のクリスマス・メルヘン『銀河鉄道のよる』より（撮影：青二才晃）
いろんな方、場所とのご縁があって、今回素敵な舞台に立てることを心から嬉しく思います！！
かっこいい先輩方に囲まれて今から緊張していますが、たくさんのお客様にご覧いただけるよう頑張ります。わくわくどきどき！！
ブログバトンを史椛穂さんにお渡しします！
染谷知里