こんにちは。
今回のタイトルはバスケットでの必要スキルについて。あくまで個人の意見ですのでご了承下さい。
前回のブログで述べたように私は①技術②体力③判断の3つにアプローチしていく練習が必要であると思っています。この3つはあくまで大枠であり、細かな指導が中にはたくさんあるのですが、その中でも最も試合でできるスキルをチョイスし指導していくのが目的です。
①技術ですが、ポジションに関係なくボールハンドリングはバスケットマンである内は常に練習しなくてはいけないスキルです。ボールの扱いがうまくできない事はミスが増えドリブルだけでなく、パス、キャッチ、シュートにも影響します。育成時もトップチームも常に取り組むことがまずは前提ではないでしょうか。
②体力ですが、基礎体力がないと技術はつかないと考えています。いくらスキルを磨いたとしてもそれを再現する土台がなければハードな試合では勝てません。あくまでバスケットに必要な体力面に負荷をかけつつ技術を学んでいける練習をしていく必要があります。指導者が大事にしないていけない事の1つに練習の効率化を常に考えていかないといけないという事です。
③判断ですが、バスケットは5対5のゲームです。1対1だけでチームも個人としても勝ち続けるのは難しいものです。1対1に固執するあまり自滅したり、チャンスを見落とす事が出てきてしまいます。学んだスキルからどれが一番有効なのか、またパスなのかシュートなのかを適切に判断しプレーできる選手には非常に大きな価値があるのです。アシストが多いチームはなかなか負けません。それは的をしぼらせず、得点するバリエーションが豊富だからです。1対1のスキルは得点する事だけが目的ではなく、あくまで選択肢を増やす上で必要なスキルなのです。
このように①②③を常に学んでいく事はカテゴリーが上がっても変わることのないものです。特にチームが変わっても判断できる能力があれば、ある意味どこでプレーしても順応できるのです。戦術も複雑になり要求も高くなりますが、そこで個人として取り組まないといけないのは①②③ではないでしょうか。
また、指導者、コーチがそこを養っていってあげる事が1つの大きな役割なのだと私は思います。
おわり。