*少女人形化計画 -8ページ目

*少女人形化計画

彼女は眠りの森へ、彼はこの世の果てへ




「旅に出ます。携帯電話は置いていきます。生きて帰るので心配しないでください。警察に言ったりしないでください。」

くまのがっこうのジャッキーが描かれたメモ紙一枚、茶の間のテーブルの上に置いて家を出た。

私はついに一人旅をはじめた。
下着と服は二日分、ピンクの歯ブラシセット、ポケットティッシュにハンカチ、chocoholicの猫柄財布、少しの食糧、とか。
予定一週間の旅のための荷物はすべて、一目惚れして買ったキャリーケースへ。

そういえば、親にどこへ行くのか伝え忘れた。
自分自身どこへ行けばいいのか分からないからまあいいか。





とりあえず仙台駅行きのバスに乗った。
私はお隣の市「天童」と仙台への行き方しか知らなかった。
天童じゃほぼ地元も同然だったので、迷わず仙台へ行く。


高速バスで約一時間、相対性理論のテレ東やThe CardigansのLovefoolなどをiPodで流し続け、仙台駅へ到着した。


さて、これからどうするか。
まずは動こうと思い、慣れない人の流れに逆らいながら黙々と歩き続けていると、あっという間に人気のない知らない場所へたどり着いた。

ここはどこだろう。鳩すらいないし。



「久しぶりだね、ハルコちゃん」



声に反応し、後ろを振り返る。
「ハルコちゃん」
高校生くらいの男子が、まだ寒そうなTシャツジーパンという格好でそこに立っていた。
「ハルコちゃん?」
「あの、え、ハルコちゃん、じゃないです」
「ハルコちゃんでしょ。いつも蒟蒻ゼリーを持ち歩いているハルコちゃんでしょ」
「?」

なんだこれ。
そういえばこの人見たことある。
ハルコちゃん、蒟蒻ゼリー、どこかで聞いたことのあるような会話。デジャヴュ?

「また会えると思ってなかったよー」

あ、思い出した、デジャヴュなんかじゃない。
この人と去年会ってた。ハルコちゃんでしょって言われて、でもたしかその後人違いだったって気づいたんじゃなかったかな。

「そういえばハルコちゃん、蒟蒻ゼリーのリンゴ味が好きだったよね。実は今ちょうど持ってるんだよー、リンゴ味」

なんで持ってんだよ。思わずつっこむ。
高校生風男子は鞄の中をがさごそと探り、まだ開封されていないマンナンライフの蒟蒻畑リンゴ味一袋をくれた。

「ありがとう」
「ハルコちゃんが喜んでくれたら嬉しい」
くしゃっと笑う高校生風男子にきゅんとする。
同時にとても大きな罪悪感を感じた。

「じゃ、ハルコちゃん元気でね」
「うん・・・」
「また来年!」

そう言って高校生風男子は手を振りながら走っていってしまった。


また来年?
来年もあの人に会うことになるわけ?
もしかしてあの人、会えることを分かってた?
だから蒟蒻ゼリー持ってたんでしょ。
ハルコちゃんじゃないけど。
来年こそは、本物のハルコちゃんに会ってよ。
ハルコちゃんのこと好きっぽいし、多分。





仙台に着いて約45分。
疲れたので家へ帰ることにした。
リンゴ味の蒟蒻ゼリーはありがたくいただくことにした。







※大分前に書き溜めていたもの













シングル「PERFECT BLUE」

ベストアルバム「バンドBのベスト」


やっと手元に届いたああああああ



1.PERFECT BLUE

これは最初のイメージと全然違う。

ラジオで聴いた時は
タイトル、歌詞、一番は音楽から
とても爽やかな印象だったし
青い空に檸檬が弾けるような画面を想像したわけで。

でもベボベのインタビュー、こいちゃんのエピソードを読んだ後は
爽やかな曲というより、悲しい曲に聴こえる。
ジャケットのような青と白は「死」を表していて
雲一つない青すぎる空って、妙に切なく感じる時があるなと気づいた。
こいちゃんの小学生の時のエピソードのこともあって
「君は翔んだ」がどうしてもそういう意味に聴こえるし
「舞い上がったその黒い髪 凛とした青い空に溶けてしまったのにね」も
君が溶けてしまった。つまり、いなくなったことかと。

そしてまた次の夏が巡ってきたなって。







と解釈しております!(笑)

ちなみにPERFECT BLUEとタイトルだけ見たときは
Project Blueを連想して
そういう曲調かな、と予想していたのですが
まあ全然違いました。






2.アイノシタイ

大好き。良い。

ベボベのカップリングはいつも良すぎる。
(タイトル曲よりカップリングのほうが好きな時ある。)

歌詞はあえて歌詞カードに載せず!
歌詞よりも曲で感じろ、と!
サンバっぽいと噂で聞いていて、とても楽しみだった(^ω^)
暗めのサンバリズムが印象的。
イントロとかはまさにそのリズム。
こいちゃんの歌い方変化球。
ふわあっとした感じ。
サビのかけあいがいい!!!!!
暑い感じもいい!!!!!
ライブでやってくれないかなー。
歌詞ないからこそライブで体感したい!


今までのベボベにない感じがまたいい\(^o^)/


あいのしたい。
アイノシタイ。
愛の死体。
愛の慕い?






3.Typical Girl

LOVE SICK以来(…だったはず)の関根嬢ソロボーカルー∩^ω^∩

Typicalは代表的、典型的の意をもつ。
(特殊的、特有の意も同時にもつ。)
意味を調べて、納得。
「気付いてないと思うけど君が好きでした」。
「普通の私」とか「平凡な私」。
君が好きでした、なんて
そんな率直な告白からはじまるのに、えっ、て思って!
こいちゃんそんな、まっすぐな、いやまっすぐすぎるだろ!
とか思ってね(^q^)歌うの関根嬢だから合うんだけどさ。

そして曲にもタイトルの意味が入っているような!
あまり細かすぎることは抜きにして
シンプルにね、うん。
もちろんコードはベボベです。








4月19日バンドBのゆくえツアー仙台darwin
参戦いえーい!
まだチケット来てないけど
良番を望む・・・!!!!!!!!!!!











空想見聞録 / 空想委員会

営業下手な音楽家達のかっこいい音楽 / 空想委員会ほか


今回の空想の新譜もなかなかいい(^ω^)
1.波動砲ガールフレンド
2.美女眼鏡
3.千里眼
4.零距離シンドローム

千里眼が一番リピート回数多い!
美女眼鏡はライブやYou Tubeで聴いてたけど、音源がなくて。
だから今回全国流通で音源化は嬉しい\(^o^)/
波動砲~はPVの委員長があざとい。(笑)
眼鏡クイってする率高すぎるだろあれ!
絶対ねらってますよね!ね!
ニヤニヤ委員長が多くて計算高い男だなと思いますよほんと。←







コンピレーションアルバムの「営業下手~」は
空想の「桜色の暗転幕」が収録。
曲が春らしい。
「マフラーなびいた残像が まだちらついている」っていう詞から
これはマフラー少女に恋した委員長の続編か?と考えてみたり。
あと「だんだん風化 証明不可」はうまいこと作ったな感が。(笑)
空想の歌詞カード、委員長の手書きってところが良い。

他アーティストでぐっときたのは
オモイメグラス(想い廻らす)の「速度」。
女性vo.の声が綺麗。



繋がって離れて
それでも
交わって壊れてもまた
繋がって離れて
何度でも繰り返し













仙台タワレコの空想委員会の展開!

都会の大型CDショップは
こういう展開があって羨ましいなあー










今日も巨大な四角い箱に入れられた学生服の君達は

透明人間私を消して男女の壁を破壊する

小型通信機器を会話の中にちらつかせ

赤外線のレーザー 空間に巣をはったなら

私は谷崎潤一郎に飲みこまれるのも忘れて

たちまち息ができなくなってしまう

何かに溺れる私 何かに助けを求めたけど

目を合わせてくれる者は誰一人現れなくて

涙も流さぬまま感情の底へと落ちていく

黒い私に赤い放課後声をかけるは担任教師

そんな悲しい目で私を映さないでください

そんな痛々しい表情で私を愛でないでください

今さら善人の言葉浴びせられても感動の心は揺らがない

それでもまだ私に優しくしつづけるのなら

体の中に隠し持ったハンマーでも振りかざして

教師も青春も目茶苦茶にしてやりましょうか

通信機器壊して 君達の口封じて

通知表引き裂いて 黒板いっぱいのkill me

これでもう満足するかしら 私

手首に傷跡つけなくても





2012/3/13









これが私の中学生時代最後の言葉。
今ではもう書けない、確かに過去の私。


あの時は私の言葉は完成されたものだと
自信を持って密かに生きていたけれど
過去のものはやはり過去のものでしかなくて
一年も経てばこんなの幼稚でしかない
今の私が発する言葉も
未来のいつかの私にはやっぱり幼稚に思えるのだろうね











遠距離恋愛をする二人はすごいと思った
毎日会わないとしても
身近に相手がいなくて寂しくないの?
友達も先生も遠距離恋愛だった
そんなの、寂しいじゃん
たまにしか会えなくて
これぞまさに「会いたい時に君はいない」状態で
私は耐えきれるものじゃないと気づいてしまった

耐えきれない、というのは
我慢出来ずに浮気をする、ということではなくて
もう、泣く
夜な夜な布団の中で泣くでしょう
夜の空気が相手がここにいないことを感じさせてしまうじゃない







というわけで
私は今までで一番の嘘をついて家を出た
不良の始まりである
嘘に巻き込んでしまった友達には本当に謝りたい
でもそうでもしないと私は家を出られなかった
ごめんなさい






でも後悔はしていない
本当は感じなきゃいけない罪悪感もない
(友達に対する後ろめたさ以外は)
震えはしなかったが
会いたくて会いたくてってやつ
幸せすぎて気持ち悪い時間
それでも心地よくて
こういう相手がいることは良いことだと
私ですら思ってしまうくらい



でもどうしてもさようならの時は来るもので
会ったら今度は離れたくない
帰りたくない
ずっと一緒にいようよ
遠くへ行ってしまおうか
とか、阿呆みたいに繰り返す






改札口でまた来るからって約束して
滲み始めた涙をこらえて
繋いでいた手を離して
じゃあねって手を振る
しばらくして振り返る 手を振る
私もバスに乗ろうと背中を向ける







私は文旦飴の恋人と末永く爆発したいと思う