本日、質問をさせていただきました。以下、原文をお知らせさせていただきます。
こんにちは、北川あえでございます。
毎回、議場に入る時は、私一人ではなく、市民の皆様とともに入っていると心しております。今回も真摯な気持ちで質問をさせていただきます。
相変わらず西川のこととお思いでしょうが、またその緑道公園について質問させていただきます。西川についての質問ではありますが、ある一点を通して、岡山を把握することもできます。問題意識はグローバルに、具体策はローカルにということです。
この夏、7月26日土曜日の朝、「それゆけ!ぼっけえ西川お掃除隊」というイ ベントが開催され、総勢40名の市民の方々が桃太郎大通りから旧2号線までの区間を掃除されました 。掃除の前に子どもたちは、保護者の方々と西川で水遊びを体験されたようです。うらじゃ祭りの前の週ということもあり、かなり徹底的に掃除をしようと、西川に入ってゴミ拾いも行いました。集まったゴミは、傘、衣服、缶、鍋、自転車5台などで、軽トラック2台分もありました。そこで、それらのゴミが教えてくれたのは、岡山市が行っている西川の管理システムでした。
自転車が西川の中に落ちていれば農業施設課、川の淵に上げれば、公園緑地課、道路側に寄せれば、道路保全課の担当になるのです。一般市民の方々にはどこの場所でも西川ですが、管理となると、こういった複雑なシステムになるのだと、ボランティアの方が驚かれていました。
自転車を引き上げた後の処理について、市の担当者に尋ねると、防犯登録の関係上、近くの自転車屋に持って行ってくださいとのことでした。
そうなると自転車屋さんに迷惑がかかるかも知れないと思い、警察に問い合わせると、川に落ちているものは、放置自転車ではなくゴミであるので、引き上げた人が、粗大ゴミとして処理してくださいとのことでした。
さらに、市民ボランティアの方々が、粗大ゴミとして処理するために、ゴミ回収を専門とする業者の方にお願いしようと思い、市の担当課に問い合わせたところ、業者が「一般ゴミ搬入申込書」を発行してもらい、市のごみ焼却施設へ提出すると業者でも持ち込みできるとのことでした。
しかし、業者さんが念のため担当課に、もう一度問い合わせたところ、公園からでたゴミなので、公園緑地課に清掃承諾など正規の手続きを踏むことが必要だとの回答がありました。
そこで、市民ボランティアの方々がもう一度担当課に問い合わせると、業者の持ち込みは可能という答えが返ってきました。
何度も確認するたびに市の回答が違うので、業者さんにも迷惑がかかると判断されて、この日は、結局ボランティアの方がトラックを用意されご自分のところに持ち帰られたとのこと。最後は、岡山市のご配慮で回収に来ていただけたそうです。
このように、善意からのボランティア行動が、どこの誰に相談すればいいのか分からず、粗大ゴミを抱えて右往左往するという状況にあり困ったようです。
新たな課題や問題、現実的な処理は、従来の課の組織ではないところにも発生します。来年4月に政令市になり全国的にも名前のでる岡山市にとっても、このように善意から自発的に行われるボランティア活動には協力したいものです。
ここで質問させていただきます。
新しくできる区役所でこのようなボランティア活動に対し、課を超えて応援できるようなことは、考えられているのでしょうか。
次に、様変わりする西川に期待を寄せておりますが、西川テラスのそばには、市立の幸町図書館がございます。その図書館の1階フロアーには、カフェもあります。
みなさまは、杉並区の「読書の森公園」をご存知でしょうか。図書館と一体となった公園です。図書館で借りた本をそのまま公園に持ち込んで、公園の東屋や、小川のほとり、木の下で木漏れ日を楽しみながら、読書をするという雰囲気の公園です。
杉並区のこの公園は、既にあった図書館の隣接地に計画され、つくるにあたって、役所的に整理しようとすると、先ほどのゴミを抱え右往左往する状態になられたようです。
木陰の図書館について、杉並区の施設担当課は公園課なのか、教育委員会なのか、また、施設の運営は公園課なのか、教育委員会なのか、なかなか難しい問題を抱えられたそうですが、ついに完成を向かえられたそうです。区長さんの書かれたものによりますと、当初は建物の公園側の出入り口が閉められていたそうです。やはり、苦労してつくられても、公園課が管理する公園と教育委員会が管理する図書館は、役所の縦割りのように境目ができていたのですね。
岡山を考えてみてください。すでに、下石井公園のそばに幸町図書館があります。西川も流れています。公園内には素晴らしい木陰もあります。図書館に併設されたカフェもあります。
想像してください。木漏れ日の下で、お茶を飲みながら、川面からの風を感じて、本が読める街。そんな街こそ市民にとって、訪れる人々にとっても、魅力ある街ではありませんか。まさに、「 水と緑が魅せる心豊かな庭園都市」岡山を象徴する光景です。
ここで質問させていただきます。
この下石井公園と幸町図書館とをつなぎ、オープンな意識を持ってもらおうとすると、カフェは公園中にも出ているので、ロビーソファーとおなじような形で、ロビーのカフェでも、貸し出し手続きのいらない雑誌など読めないでしょうか。
さらに、次の質問ですが、河川法では水上や河川敷での店舗の開設は認められていませんが、2004年に特例措置が設けられ、国土交通省の許可を受ければ可能になっています 。治水を目的として厳しく利用を制限している河川でも可能であるなら、用水路である西川において、全長を利用して、様々なカフェ、レストランが常設で展開できるように思います。また近い将来の展開として、民間に西川管理をも含めて、事業展開を奨励することも考えられます。
大阪府では、今年「川沿いを民間に開放すれば、川や道路が魅せるインフラとなり、水の大阪をPR出来る」と、川沿いの利用を国土交通省に申請されたようです。来年の夏ごろには、堂島川でオープンの予定だそうです。
このような手法は、西川という市の貴重な財産を有効に活用し、人が集いにぎわう中心市街地の活性化策のひとつだと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
ご答弁ありがとうございました。
図書館に関しましては、市民の本を管理するという立場では、図書館管理のロビーで、貸し出し手続きをせずそこにある雑誌などくつろいで読むことはできても、ロビーのカフェは民間なので、持ってはいれないわけです。一般市民には、図書館のカフェであって、そこに、図書館と民間の壁はありません。カフェの椅子と机はいくつか公園内に出ています。せめて建物に張り付いた小さな範囲でも、ロビーの本が持って出られたら、管理の範囲ぎりぎりで、より良い市民サービスになります。公園の利用も様変わりします。
今回の北川の質問のテーマは、市が市民の為の市民の施設を合理的に縦割り管理するという大切な役割に徹するあまり、逆に市民の為の可能性を阻むことにもなっているのではと、具体例で表すことでした。
保護者と赤ちゃんが、本を通して楽しい時間をもつブックスタートも、イギリスから日本の市町村に制度を持ち込む時、保健福祉局と教育委員会との「役所の縦割り」を超えることが、最初の難関であったと聞きます。
どうか、日ごろから、民間との壁、縦割りの壁、昨日の田中先輩議員の言葉で表現するなら、線ですが、それをもう少しフレキシブルに考えていただきますよう、市民の立場からお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
北川あえ