2度目の大学受験を迎えた。


第一志望の大学は、県外の国立大学に決めた。


おさえの私立大学は手厚く手広く数校受ける事にした。



センター利用で幾つか出願し、

志望度合いの高い私立大学は一般受験も予定した。



夫の勧めるとある私立大学にも出願を済ませた。


その大学を卒業した新入社員がとても優秀な人物が多いと感じていると話していたからだ。


私自身は理系ではないので、

理系の息子の大学について、理系学部出身の夫のその意見はとても貴重だと感じた。




2度目のセンター試験を受けた。


センターリサーチでは、受験予定の県外の国立大学はA判定だった。


確か志望者の中での順位も確認出来ていた、と記憶している。


その順位は上位に入っていて、


《ぶっちぎりのA判定だ》

そう安堵した事を覚えている。




これで安心して、受験出来る

これで、国立大学へ入学出来る

これで、ふわふわした浪人時代は終わりだ



そう思った。