高校に入学して直ぐに行われたテストで玉砕した息子。
入学前に出されていた宿題を
付け焼き刃的にやっただけで提出したので
当然の結果だった。
その後
高校の授業も始まり
初めての中間テストがあった。
入学直後のテストは散々だったので
自室で机に向かう息子の背中を見て、
反省したのだな
中間テストに向けて勉強しているのだな
と思っていた。
ところが、
返ってきた結果をみると
偏差値が65を超えていたのは国語だけで
他の教科は偏差値40程度だった。
学年順位は出ないが、クラス順位は出ていた。
クラス順位も、国語だけは上位だったが
全体の順位は真ん中よりも下の方だった。
数学と理科があんなに得意だったのに
数学も、理科系科目も
まるで出来ていなかった。
中学時代、得意だったからと言うだけで
高校でも出来るとは思ってはいない。
より深く、より体系的に学ぶ姿勢が必要だろう。
ただ
息子は数学や理科が好きだと思っていたので
高校でも興味を持って、自ら進んで勉強するものと思っていた。
中学校とは違う環境の中で
このハイレベルなトップ集団の中で
大いに刺激を受け
学びの中に楽しさを見つけてくれるものと思っていた。
しかし、
息子のテスト結果を見る限り
学びの中に楽しさなんてものは一切存在していないようだった。
そんなものは
私の勝手な理想郷であり
私の勝手な思い込みだったと
そのテスト結果で思い知らされた。
