大学の授業を欠席していた息子。

期末試験が受けられず、レポート提出によって単位認定します、というご厚意に応えることもなく


どうやらそのメールにすら、気が付いていなかった息子。

当然、レポートを提出するどころか
返事すらしていなかったらしい。


授業担当教授より、直接電話をいただいた事で発覚した今回の出来事。



「自分の単位が取れるとか取れないとか

そんな自分だけの話では無いのだ。」


と息子に言った。


卒業出来るとか出来ないとか

そういう事ではない、と。



自分勝手な諦めと

自分勝手な判断で

振り回されている人がいる事


人との関わりが苦手とは言っても、自分の周りには



助けてくれる人もいるし

親切な人もいるし

手を差し伸べてくれる人、

待ってくれる人もいるという事



【自分を取り巻く環境や周囲の人々への感謝】



それを絶対に忘れるな、と伝えた。



自分の事しか見えていなかったのだ。

自分の事しか見えないから、相手の気持ちに気が付かないのだ。



単位認定のために、成績を保留にして手を差し伸べて下さっていた教授。


学費を負担している私達夫婦。




そして



今あるものは、当たり前にそこに存在している訳では無いという事。


いつ、どんなタイミングで無くなっても不思議では無い。



社会人になれば、【報告・連絡・相談】が必須だ。

いや、学生の今だって必要なのだ。


それが無い、という事で


【信頼】を失う。いとも簡単に。



【信頼】を一度失うと、取り戻すには相当の努力が要る。

相当の努力を要したところで、取り戻せるとは限らない。


それほど【信頼】とは大切なものだ。



【信頼されない】というのは

【猜疑心】で接されるという事だ。


【信頼】【猜疑心】

どちらが生き易いだろうか?



「この人なら」と安心して任せてもらえるのと


「ちゃんとやるのか?」と疑われるのと



どちらが生き易いだろうか?




【感謝】【信頼】

これをよく考えるように息子に言った。