しかしながら
これは息子の問題だ。
大学へ連絡するのは息子がやるべきだ。
留守電メッセージを聞いた直後に、
私は思わず電話をしてしまったが
本人が教授ときちんと話をして
息子自身が、問題と向き合わなければならない。
学費は親として負担しているので
お金の話なら私達夫婦の問題だが、
学業は本人の責任だ。
学業は私の問題ではないのだ。
息子と話をした。
・大学から【単位認定】についての電話があった事
・その科目の成績が現在【保留】になっている事
・大学へ折り返し電話する事
この3つの事を伝えた上で
《成績が保留になっているのはなぜか?》
を聞いた。
どうやらその科目だけ、出席日数が足りなかったらしい。
対面授業だったり
オンライン授業だったりして
勘違いで欠席してしまったと。
その科目の授業の、前の時間帯の授業はきちんと出席出来ているので
寝ていて行けなかった、とか
そういった理由では無いようだった。
欠席してしまった事で、期末テストを受けられず、
しかも
テストの代わりに、レポート提出する事で
単位認定します
という、厚情があったにも関わらず
「どうせ、無理だ」
「必修科目では無いから」
と、ひとりで勝手に諦めて
そのレポートの作成もしなかったと言うのだ。
《一生懸命やってもアカハラで単位が取れない》
という話を聞くこともある中で
息子の大学での、教授のご厚意が大変有り難く
それなのに
この息子のだらしなさ。
【自分のために動いてくれている人がいる】
という視点がまるで無いように思えた。
単位云々、卒業云々よりも
生きていく上で大切な事を、
きちんと伝えなければいけないと思った。

