私は大学を卒業してから音楽関係の仕事に携わっていましたが、現在の予防医学・医療コンサルティングの仕事において多くの共通性に驚くことも多々ありました。
その中でも音楽の3要素「リズム」「メロディー」「ハーモニー」は分子栄養学を語るにおいて欠かせないものであります。
参考)健康のための3要素
さて、今回のテーマの発声と歌唱がどのように健康に影響を与えるのか?
高齢者になると会話も減り、会話があっても時間が短くなりがちです。その結果、心肺機能が低下し情動の発散というものも得難くなってきます。
歌うということは通常の会話の約3倍の肺活量を用いるので自然と腹式呼吸を行い、呼吸機能の向上や自律神経のコントロールにもつながってきます。
さらに笑顔で歌うことでその効果はより高くなります。笑顔は脳の神経ペプチドを刺激し、副交感神経が亢進されるので脳の血流は大幅にアップします。ちなみに、専門家の方の話では、笑顔の方が高音を出しやすいということでした。
近年、多くの音楽教室で「高齢者向けコース」を開講しており、ボイストレーニングでは、ロングブレスやロングトーンなど腹式呼吸を通して、心肺機能の向上を目指しています。

