最初の方の記事で書きましたが、私、巻き舌が出来ませんでした。でした! 過去形。
……いや、今も胸張って出来るとは言い難いんだけど。プロレスの選手紹介みたいなえっらい巻き舌の真似は出来ないんだけども。
でも、巻き舌が出来るとイタリア語はちょっと楽しいカンジがする!
と思って調べてやってみたのが4ヶ月前。
で、見つけたのがここ。
http://www.voiceblog.jp/onesta_utamaru/523.html
元々歌うときのアドバイスを載せてくれてるボイスブログなんですが、その中にありました。
音声でとても分かりやすく説明してくれてます。
やり方カンタン。
tr tr tr sr sr sr pr pr pr……を繰り返すだけ。
ただひたすら繰り返すだけ。目安は三ヶ月から半年。
技術的にはごく単純で何もつけたすことはないです。
ただ心がけとして、
「巻き舌の練習で得られる素晴らしい結果は何か」
と楽しく妄想してると単純な反復練習でも結構楽しいです。いや冗談でなく。
挫折する大半の理由って、「こんなことしても無駄じゃないか」とか、「こんなことに何の意味があるんだ」とかいう無力感とか徒労感だと思うんですよ。これは一気に心をやられるので、じゃあどうすればいいか。
口は動かして、空いてる頭で勝手に楽しくなっちゃえばいいじゃない。
ということで。
12月終わりくらいからひたすらにtr tr tr sr sr sr pr pr pr……を続けてました。たまに順番狂っても気にしない。全然巻き舌が出来る気配がなくても気にしない。
しかもこれ、実は舌が動きさえすればいいから、声を出さなくてもOKなんですよ。
三ヶ月。
だから3月頃には出来るようになってるよ、birraとかrossoとか巻き舌で言えるよ、椎名林檎だって歌えるよ! とかですね。まああんまり椎名林檎聞いたことないんだけど。
でもそうやって楽しくやってたらあっという間に3月。ちょっとずつtrがtrrrになってきて、舌が震えるという感覚が分かるようになりました。
まあそれからも何回かは分かんなくなって元に戻ったりしてましたけど。
今もちょっと気合い入れないと忘れるかも知れない(笑)。
でもまあ、出来ました。
こうやりました、そして出来るようになりました、という一例です。
やりたいことがあったらやってみるのが一番です。
やりたいのにやる気が起きない、ってのは、やりたくない理由があるんですよ。何か。
さて、明日からちょっと旅行に行くんだけど。
イタリア語の本を持っていくべきか、持って行かざるべきか。それが問題だ。(爆)