大地震から一週間。
ちょっとずつ悲しいニュースも聞こえてくる。
人が亡くなったとか、街が一つ消えたとかだけではなく。
心ないと思われる発言があったり、とか。
自分勝手だと思われることをやったり、とか。
批判をしあったり責めあったりだとか。
不安でしょう、辛いでしょう、色々な感情の持って行き場がなくて、憎しみや怒りに持っていきたいでしょう。
そんな簡単な話じゃねぇよ、なんて思われるかな。
でも、感情は基本的に簡単なものなので。
辛いと思うのは辛いと感じることが起きているからで、その感情が溢れすぎると心が自分を守るために他の感情に変換する。
悲しみが大きすぎて怒りになったり、怒りが大きすぎて却って笑っちゃったりする。
今回のは違うけど、喜びが大きすぎて不安になることもある。
感情の元を探って知っておくと、分かることがある。
今自分のいるところで大災害が起こったら、誰も助けてくれないんじゃないか。助けがあったとしても自分の所には届かないんじゃないか。だったら自分一人で自分の身だけを守るしかないじゃないか。
いろんな悲しいニュースが、そんな風に叫んでるみたいに聞こえる。
自分は人より弱いから、普通のコトしてたんじゃ生き残れない。それが不安で仕方ない。だから安心したくてたまらない。人を出し抜いてでも。そんなコトしちゃダメって言われても。
そう思ってしまうんじゃないかな。
私自身がそう思うからかな。
それもまた人だから。
だから正しいってわけじゃなくて、間違ってるってわけでもなくて、ただ、そういうものだから。
それが悲しいと思うなら、ほんのちょっと勇気を持って、そんなことないよ、って考えるだけで何か変わると思う。
手を差しのべてくれそうな人、声を掛けてくれそうな人、今、日本中で東北・関東に声援や応援を送っている人たち。
そんな人の姿を見て、助けられたつもりになって、今何もなくても助けられたつもりになって、ああ何がお返し出来るかな、って考えて、何か返すつもりで一歩踏み出す。
そんで、そういう自分をいっぱい褒めてあげる。
幸せなことに、今現在命を持って生きている私たち。
起きてしまったことから、たくさん学んで、たくさん考えて、自分をたくさん褒められるように。
今日も明日も、生きてゆきましょう。
ああ、今回の地震へのクリック募金ありました。ので貼っときます。
http://www.clickbokin.ekokoro.jp/139.html
イタリア語初心者、そろそろ再開しようと思います。
いや、ブログ書かなくても色々試してはいるけどね。