今日はソシム株式会社が出版している"世界一分かりやす
いIT業界の仕組みと流れ"を読んだ感想と考えさせられた
ことを書いていきます!
感想は題名の通り世界一分かりやすくIT業界の流れと仕
組みが説明してありました![]()
現在の情報システムの重要性の重要性から始まり、業界
の売り上げ、構造、サービスの種類、職種とキャリア、
要件定義から運用までのフェーズ、そしてIT業界の未来
で幕を閉じます。
自分が読んでいて面白かったのは要件定義から運用までのフ
ェーズです。やはりこれからシステムエンジニアとして働い
ていく上で、どのような流れでシステムが開発されて納品に
至るのかというのは非常に興味深かったし、明確にイメージ
できていなかったためです。
システム開発の初期段階である要件定義の重要性を顕著に表す
"システム開発のV字モデル"は素晴らしい考えでした。下図の
逆三角形の大きさはリスクの大きさに比例しています。ユーザ
企業の情報システム部門とIT事業者で話し合い要件定義をしま
すが、この時点でユーザ企業の求めているシステムか否かを知
るのは運用テストの時点です。もし運用テストでダメというこ
とになればプロジェクトは1からやり直すことになり多大な時
間(コスト)費やす。このコストの大きさを表しているのが下図
ということです。

またシステムエンジニアの現在受注の多くが新規の受注ではなく、
業務システムのリプレイスであるという事実。開発した時点では
どれだけ高性能であろうと技術の進歩が激しいIT業界では数年後
には無駄の多いシステムになってしまいます。
その為、新しいサービスを0から生み出すというという経験はあ
まりできない?ということみたいですね。
ITトレンドについては近年はビッグデータ、IoT(物のインターネ
ット接続)、AI(人工知能&機械学習)、VR(仮想現実)などです。こ
の中でも日本で需要が伸びているのがIoTで組み込み開発です。
組み込み開発にはJavaがしばしば利用されるみたいなのでJava
プログラマーとしてのスタートは正解?だったのかなと思えました![]()
現在のIT業界の仕組みと流れについてはこの本読んで大枠は掴め
たかなと思います。ただやはり本の情報は机上の空論という印象
があるので4月から自分の肌で現在のIT業界に触れて紹介したいです。