GitBlitでマイサーバでSSL | 超キレやすいプログラマのブログ

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キレてキレてキレまくる

前回のブログの続き。


CentOS+GitBlitWARでサーバ立てると、eclipseのリポジトリ取得で失敗し、行き詰った。
あれから結構粘ったが、遂にギブアップ。
次にCentOS+GitBlitGOの導入を試みたが、本家の説明にある

Execute authority.cmd or java -jar authority.jar --baseFolder data from a command-line

こいつ、実行してみるととエラーになった。どうやらGUI操作のプログラムらしい。

CentOSにGUI入れるんだったら、もうWindowsでもいいんじゃね?
authority.cmdとか、明らかにWindows意識してるじゃん!


ということで、ヘタレの俺はMicrosoftの管理下へと下ることに。
んで、晴れてサーバ立ててeclipseからhttpsでリポジトリをクローンすることができました。

以下、その際の手順メモ。


【前提条件】
・ieServerなどで、ドメインを取得している。(ここでは仮にoresamaserver.dip.jpとしておく)
・ルータのポート8443は空けてある。静的IPマスカレードでLAN内のサーバまで届くようになっている。


(1)
最新Javaをインストール(執筆時の最新は7だが、6でもOKそうだ。)
http://java.com/ja/download/

(2)
GitBlit本家よりダウンロードしたGitBlitGOの最新zip(執筆時はgitblit-1.2.1.zip)を解凍し、フォルダ名をgitblitにしてCドライブ直下に移動。

(3)
c:\gitblit\data\gitblit.properties を開き、以下の編集を行う。

・「server.httpsBindInterface = localhost」をコメントアウト
・「server.storePassword」に任意のパスワード(仮にPASSXXXXとする)を設定。

(4)
c:\gitblit\authority.cmd を実行。

(5)
以下のダイアログが表示されるので、「いいえ」をクリック。
(表示されなかった場合時は(9)に進む)
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(6)
Javaのバージョンが7の場合、
「Java Cryptography Extension(JCE) Unlimited Strength Jurisdiction Policy File 7」
をダウンロード。
バージョン6の場合は、最後の数字が6のやつです。多分。
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(7)
ダウンロードしたファイルを解凍すると以下の2つのファイルが確認できる。
・local_policy.jar
・US_export_policy.jar
これを、Javaのインストールフォルダ配下のsecurityフォルダにある同名ファイルに上書きする。

(8)
手順(4)に戻る。

(9)
以下のダイアログが表示されるので、項目を埋めてOKクリック。全部半角文字。
べリサインとかに認証してもらうわけではないので、内容は適当でOK。
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・site name : 適当にドメイン名の1部でも入れとく。
・validity : 適当に3650(10年)とでも入れておく。もっと大きい値のほうがいいかな。期限切れになったらどういう現象が起きるのかは不明。
・organizational unit (OU) : 適当に自分の部署名でも入れとく。
・organizational (O) : 適当に自分の会社名でも入れておく。
・locality (L) : 適当に市区町村名を入れておく。
・state or province (ST) : 適当に都道府県名を入れておく。
・country code (C) : まあ、「JP」でいいでしょう。

(10)
以下のダイアログが表示されるので、手順(3)で設定した「server.storePassword」の値を設定。
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(11)
以下の画面が表示されるので、new server SSL certificate (赤いリボンのようなボタン)をクリック。
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(12)
以下のダイアログが表示されるので、hostnameにドメイン名を設定してOKクリック。
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(13)
以下のダイアログが表示されるので、手順(3)で設定した「server.storePassword」の値を設定。
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(14)
以下のダイアログが表示されたらOKをクリック。その後全てのウィンドウを閉じる。
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(15)
c:\gitblit\gitblit.cmd を実行。
コマンドプロンプトが表示され、しばらくするとWEBサーバが立ち上がるので、https://localhost:8443/
でGitBlitの画面が立ち上がるはず。


以上。
これでリポジトリを作ったら、eclipseのEGitで取得できるはずである。
(色々試しながらやったので、間違いあるかも。そのときはコメントください!)

色々寄り道したが、結論としては

「WindowsにGitBlitGOを、本家のsetupの手順通りにインストールする。」

のが一番でした。
半端物が変に凝ったことやるべきじゃないな、と思い知らされたぜ。