私は自他ともに認める鉄道オタクですから、
一部の過激なオタクの言動について、否定
するわけにいきません。
公共の場で、過激な言動をするオタクが
たしかにいます。
それこそ建造物侵入や器物損壊をやります。
時折、鉄道事業者の方から、公式のSNS
などで、警告を行うありさまです。
特に過激とされるのは「撮り鉄」という属性
なのですが、私は、あの習性は狩猟に通じる
ところがあるのではないかと考えます。
写真撮影は、コレクション的なものもたしかに
あるとは思いますが、被写体を獲物にたとえ、
そこで普段時刻表にも載らないようなレアな
列車などを被写体に収めることで、たしかな
達成感を得たいという本能があるのではない
でしょうか。
この習性は鉄道に限ったものではないでしょう。
インスタグラマーなどが、意識高そうなところに
わざわざ出かけ、いかにもな写真を撮るのと
共通点がありそうです。
そんなわけで、大阪府民である私も、江ノ電に
乗るときは、被写体に写りこまないように防衛
するしかないと考えるのです。
無神経な自称写真愛好家や自称インフルエンサー
などによる、公共の場での、他者の肖像権の侵害
というものが、社会の問題となっていると考える
のです。承認欲求が強く、他者の不利益などを
意に介さない程度の知能ですから、いい大人が
説教して言い聞かせても限界があるでしょう。