学生のころと、現在で考え方が変わったこと

としては、自分が抱く正義は絶対ではないと

いうことです。

 

学生の頃は、まだ社会に出ていませんから、

良くも悪くも純粋です。世の中不正が蔓延り

許せないことが多いと思うようになります。

 

だから、自分は、そのような悪い大人に

ならないように、勉強もして、自分を律し、

社会貢献できるような大人になろうとして、

最高学府を目指したはずでした。

 

そこで、自分が思った通りに志望校に合格

した場合、その後の人生は順調になるとも

限りません。

 

そこに限らず、世間には、悪い大人が割と

いるからです。もっと言えば、かつては、

まじめに勉学して、その時点では本人なりに

理想や目標があったのに、いつの間にか、

悪い人間になってしまったのです。

 

一部の難関というべき大学では政治活動や

宗教活動が以前から問題になっているのです。

 

よく勉強もして、頭もよく、正義感もある

将来有望な若者の一部が、その正義感などが

仇となり、悪い大人に篭絡されます。

 

純粋な正義感が、いつの間にか、政治活動や

宗教活動などを通じて搾取されるのです。

搾取されますと、そこで幹部などで出世する

こともありますが、最悪の場合、取り返しの

つかないことになります。

 

私の場合は、皮肉にも、入りたい学校に入れず

別のところは、合格はしても辞退しましたので、

結果として、そこに巣食う連中とは関わらずに

済みました。仮に入っていたら、そこで人生棒に

ふることがなかったとも限りません。

 

現在は現在で、いろいろ世の中おかしいと思う

ことがいくつもあります。しかし、空虚な正義を

振りかざす大人とは関わりたくありません。