FPのお勉強は「金持ちの子供はとてもずるい」

「大人になればより狡猾になる」という事例を

机上で学ぶことではないかと考えます。

 

ライフプランや相続のお勉強では、たいして

仕事ができなくても、太い実家から高額な財産を

もらえる事例の「お勉強」をします。

 

バブル期に、ある暴力団の組長が、なぜ極道に

入ったかというと、標準的な会社員では家一軒

まともに所有できなかったからという趣旨の

発言をしていました。また、そこの若頭は、

生まれ変わったらお金持ちの息子になりたい

というのです。生活費を稼ぐため、いやな思い

をしてまで、働かなくていいからです。

 

金持ちの子供の中には、縁故で大企業などに

入って、親から家を建てる頭金などを生前贈与

してもらえたりします。また、多額の資産を相続

できる事例もあります。老後の資金も、よほど

浪費をしたり、悪いものたちに巻き上げられない

限りは、心配がないこともあるでしょう。

 

個人の能力は大体同じでも、親が金持っていたら

下駄はかせてもらえるということは実際あります。

司法試験もそのような制度になりました。それで、

法曹の質はどうなってしまったでしょうか。

 

一般国民がその方面の「先生」に相談したり、

委任するとき、お金のかかる学校を出たなら、

そのうえで、大学(学部)、高校くらいまでは

さかのぼって調べないと、信用できない先生は

能力などにおいて、信用できない時代です。

基礎学力や人間性が担保されないからです。

 

わざわざ人物評価で金かかることをやらせたり、

それをやらないと上に行かせないというやり口は、

今後もまかり通ると思われます。利権が絡んで

いるからです。

 

多様性の尊重は、正規の競争で勝てないくせに

プライドだけは高い人たちが詭弁で使うので

警戒すべきと考えます。