基礎学力

 

という用語は、一般的に、学校で教わる内容

のことを指すように思われます。

 

高校くらいまでに教わる内容のことは、社会

において、それがわかっておかないと、仕事、

生活などで支障をきたすこともたしかにある

と思われます。

 

中学や高校で教わる内容のものは、幾分高度

になり、義務教育ではない高校では選択科目

といった形で、必ず履修しなくてよい科目も

あります。

 

大学受験を意識する場合は、文系や理系、

国公立や私立といった入試区分もあり、

意図的に学習を避ける科目もあります。

 

学校を卒業した社会人が基礎学力の内容と

されることを、必ずしも理解しているとは

思えません。

 

学校を出てから、全く勉強しなくなった大人

が多いのではないかと思います。

 

私も例外ではありません。

 

しかし、これから歳を取れば、それだけ世間

ずれするのではないかといった危機感だけは

募るのです。

 

いくら難しいことを勉強して、問題を解き、

それができた気になっていても、基礎学力

がないと、勉強したことを理解していない

のではないかということです。

 

ペーパーテストで正解しても、勉強している

内容の意味がわかっていないことがあります。

 

学校で教わるような、もっと身近なことを

ちゃんと理解しておかないといけないと

考えるようになってきたのです。