人生の中で、いつが全盛期、もしくは絶頂期で

あるかは、振り返ってみないとわからないの

かもしれません。

 

子供のころや、若いころなどを人生でいちばん

楽しかったころとみる人が割といるように思い

ます。

 

まだ社会に出る前の年頃は、まだ責任もなく、

大人の庇護のもとでいられましたから、楽しい

ことばかり意識しておけばよかったのかもしれ

ません。

 

大人になり社会に出ると、何かと責任がついて

回ります。

 

そのように考えると、人生で最もよかったと

される時期は、社会的な責任や負担を意識せず

何らかの恩恵を受けていた時期と捉える傾向が

あるのかもしれません。

 

自力で努力をして、可能性を広げられれば、

運命を切り開くこともできます。

 

運命を切り開けない人は、政治経済などの

社会情勢や、その世間によって運命が左右

します。他人に依存しているからです。

 

実際のところ、その時、景気が良かったから

いい会社に就職できたり、不景気だったから、

職に恵まれない不平等も起きています。

 

不景気など社会情勢で不遇とされた場合、

その時代や社会のせいにすることもできる

でしょうが、それで何が解決できるかです。

 

自分の人生と同じく、時代や社会が下り坂に

なるのであれば、何らかの対策や予防は講じて

おいてもよいのではないかと考えます。

 

しかし、それを予見して、リスクを回避する

ことを計画的にできる人は少ないのではない

でしょうか。順調に生きてきた場合、それが

恒久的に続くものと勘違いすることがよく

あるように思うのです。