薄い人間関係というものは、仕事を得るきっかけを作る
という意味では上手くいきます。不特定多数の人に対し、
好き嫌いを見せず、誰にでも親しく接するわけですから、
悪い人とは思われません。
しかし、独立して生計を立てていくという属人性の強い
世界においては、これがマイナスに働くことが多いのです。
仕事のきっかけはつかむことはできても、絶対的な信頼関係
をベースにした継続的な仕事上の人間関係を作っていくことが
困難だからです。
きっかけが多ければ、すべてに全力投球するわけには
いきません。当然、密度が薄くなってしまいます。
集団の中では仕事というものは与えられるものですから、
それでいいのですが、独立したら自らが獲得して
いかなければなりません。密度の薄い人間関係では
永続的に仕事を獲得することなどは不可能です。
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物理的に限られた時間で多くの人と付き合おうとするならば、
これは仕方がないことでしょう。
多くの人と付き合い、得られる仕事というのは、
代替性がきく仕事です。こちらも不特定多数の一人として
接しているわけですから、当然向こうもそのつもりで
接することになるからです。
長い期間にわたって、自分に指名が来るような代替性の
きかない仕事を獲得するためには、「この人でなければ
ダメだ」と相手に思わせることが大切になります。
薄い人間関係で相手と付き合おうとしても、
そんなものはすぐに底が割れてしまいます。
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